|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 気 : [げ, き] 1. (suf) (uk) seeming 2. giving the appearance of 3. giving one the feeling of ・ 十 : [とお] 1. (num) 10 2. ten ・ 千 : [せん ち, ち] 【名詞】 1. thousand 2. many ・ 千代 : [ちよ] 【名詞】 1. (1) thousand years 2. (2) very long period 3. forever ・ 代 : [よ, しろ] 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation
気多 十千代(けた の とちよ、生没年不詳)は、奈良時代の女官。気太十千代・気太命婦とも表記される。姓は無姓のち公。位階は正五位上。 気多氏は大己貴神の後裔で、但馬・因幡・遠江・能登の各国にある気多(気太)の地名はこの氏族の名を由来とすると説がある。なお、十千代は気多神社(能登国羽咋郡)の社家出身と推察される〔太田2243 〕。 天平17年(745年)1月、正六位下から外従五位下に叙される。同19年(747年)10月、聖武天皇により公(きみ)姓を賜与される。天平勝宝5年(753年)9月、「気太命婦」の名で『理趣経』書写のために紅紙を納める。天平宝字4年(760年)5月、従五位上から正五位上に昇叙される。 正倉院宝物中の紙箋3枚のうちに「気多十千代献」の墨書がある。 == 参考文献 == *須田春子『律令女性史研究』千代田書房、1982年 *坂本太郎・平野邦雄監修『日本古代氏族人名辞典』吉川弘文館、1990年 *太田亮『姓氏家系大辞典』角川書店、1963年 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「気太十千代」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|