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気象(きしょう)は、気温・気圧の変化などの、大気の状態のこと。また、その結果現れる雨などの現象のこと。広い意味においては大気の中で生じる様々な現象全般を指し、例えば小さなつむじ風から地球規模のジェット気流まで、大小さまざまな大きさや出現時間の現象を含む。 気象とその仕組みを研究する学問を気象学、短期間の大気の総合的な状態(天気や天候)を予測することを天気予報または気象予報という。 == 定義と類義語 == 日本において、日本語の「気象」が一般的に大気現象の意味で用いられるようになったのは、明治時代初期のことである。それまでは人物の性格や気質を指して用いられており、現在の「気性」と同じ意味であった〔〔。1873年(明治6年)発行の柴田昌吉、子安峻編『附音挿図英和字彙』においてMeteorologyを気象学と訳したのが初期の用例として挙げられ、1875年(明治8年)6月に設立された東京気象台(現在の気象庁)では行政機関の名として初めて使用された〔八耳俊文「誌上科学史博物館 「気象学」のはじまり 」日本学術協力財団『学術の動向』2008年4月号、pp88-94。〕。 「気象」には多くの類義語がある。 *気象(meteorological phenomena) - 大気の諸現象を指す〔Yahoo! Japan百科事典(日本大百科全書)気象 〕〔Yahoo! Japan辞書(大辞泉)き‐しょう【気象】 〕。大気現象。 *天気(weather) - 「気象」のうち、ある時点または2 - 3日間程度の、大気の総合的な状態を指す。日常会話では晴天のことを指して使う場合もある〔Yahoo! Japan百科事典(日本大百科全書) 天気 〕〔Yahoo! Japan辞書(大辞泉)てん‐き【天気】 〕。 *天候 - 数日から数十日間程度の大気の総合的な状態を指す。ただし日常会話では「悪天候」「天候に恵まれる」のように天気と同じような意味で用いられる場合がある〔〔Yahoo! Japan辞書(大辞泉)てん‐こう【天候】 〕。 *気候(climate) - 1年を周期として毎年繰り返す、大気の総合的な状態を指す〔Yahoo! Japan百科事典(日本大百科全書) 気候 〕〔Yahoo! Japan辞書(大辞泉)き‐こう【気候】 〕。 ただし、同じ大気中の物理現象であっても、地理的な観点から「ある土地固有の気象現象」として捉えた場合は「天候」「気候」と呼び、別の意味をもつ。 また地球を取り巻く諸現象(地球科学的現象)を考えたとき、大気の中で起こる現象を「気象」といい、大気圏外で起こる現象は「天文現象」、地面や地中で起こる現象は「地質現象」として区別される。ただ、これらは全くの無関係ではなく相互に影響しあう部分がある〔〔例えば、雨や風は地形の形成に大きく関与している。また、大気の温度や気圧などと海洋の温度などが影響しあう海洋大気相互作用などがある。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「気象」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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