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気象庁が命名した自然現象の一覧(きしょうちょうがめいめいしたしぜんげんしょうのいちらん)は、日本に自然災害をもたらした自然現象のうち、気象庁が命名したものの一覧である。 気象庁は「命名することにより共通の名称を使用して、過去に発生した大規模な災害における経験や貴重な教訓を後世代に伝承するとともに、防災関係機関などが災害発生後の応急、復旧活動を円滑に実施することが期待される」として、顕著な災害を起こした自然現象に名称をつけている。 == 概説 == 豪雨については、損壊家屋1,000棟程度以上、浸水家屋10,000棟程度以上などの顕著な被害が起きた場合に命名される〔。気象庁は「豪雨災害の場合は被害が広域にわたる場合が多いので、あらかじめ画一的に名称の付け方を定めることが難しいことから、被害の広がりなどに応じてその都度適切に判断している」としているが〔、おおむね「和暦年月(+地名など)+豪雨」と命名されている。 地震については、 # 地震の規模が大きい場合 #: 陸域:マグニチュード7.0以上で、震源の深さが100kmより浅く、かつ最大震度5弱以上 #: 海域:マグニチュード7.5以上で、震源の深さが100kmより浅く、かつ最大震度5弱以上または高さ2m以上の津波 # 全壊家屋100棟程度以上などの顕著な被害が起きた場合 # 群発地震で被害が大きかった場合 などに命名される〔。1968年のえびの地震までは「地名など+地震」、1968年の日向灘地震から1978年の宮城県沖地震までは「西暦年(+月日)+地名など+地震」、1982年の浦河沖地震からは「和暦年(西暦年)+地名など+地震」と命名されている〔。 このほか、豪雪(豪雪が命名されたのは昭和38年1月豪雪と平成18年豪雪の2例のみ)、台風、津波(津波が命名されたのは1960年のチリ地震津波の1例のみ)、火山噴火などが命名される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「気象庁が命名した自然現象の一覧」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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