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水と土の芸術祭(みずとつちのげいじゅつさい)とは、新潟県新潟市で開催される新潟市主催の芸術祭・現代美術展。第1回の会期は2009年(7月18日-12月27日)、第2回の会期は2012年(7月14日-12月24日)。 ==概要== ===第1回(水と土の芸術祭2009)=== 展覧会名は新潟市内を信濃川や阿賀野川が通り、古来より多くの土から恩恵を受けたことや、それらの生み出した災害に対する先人の知恵への敬意を示して名付けられた。総事業費は4億7千万円にものぼる大規模な芸術祭であり、ディレクターは北川フラム。 内容構成は、 *新潟市内各地の野外を中心とした空間への美術作品の設置 *同時期に各地で開催される地域の祭りや神楽などとの連携 *川や潟や水路沿いに広がる風景や排水機・古民家などの文化・産業遺産の再発見 の三つが柱になっており、美術作品や美術作品を巡る旅を通して地域の特性を見直すことが狙いになっている。 新潟市内各地にて日本国内のアーティスト他、海外13カ国からの芸術家による71作品が展示されている。 2009年10月9日、日本列島を襲った平成21年台風第18号の影響により中央区のやすらぎ堤にある台湾の王文志による作品、『Water Front 在水一方(通称:バンブーハウス)』が突風により崩壊した。同作品は竹で編まれている高さ13メートル、直径10メートルのドーム状の作品で、台湾からの留学生やボランティアの協力により作られたものだった〔「水と土の芸術祭」竹の作品倒壊 (2009年10月9日 読売新聞)〕。製作者の王文志の地元台湾も2009年に台風8号の被害を受けており、有志の手によりバンブーハウス前で募金活動が行われたこともあった。 再建を望む声が多かったことから、10月23日よりボランティアの協力などで復元が行われた。以前にあったものよりも高さは3メートル低くし、竹の数を増やして風の対する強度を高めたものが10月30日に完成した。同日の夜には記念セレモニーが行われ、作品は200本のろうそくでライトアップされ、製作者の王文志や、新潟市長の篠田昭が出席した〔バンブーハウスよみがえった (2009年10月30日 毎日新聞)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「水と土の芸術祭」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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