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水交社[すいこうしゃ] 水交社(すいこうしゃ)とは、1876年(明治9年)3月21日に海軍省の外郭団体として創設された日本海軍将校の親睦・研究団体である。名称の由来は『荘子』の「君子之交淡若水」から採用命名された。総裁は海軍将官の現役皇族、社長は現任海軍大臣の兼務であった。 == 概要 == 海軍士官専用の旅館や喫茶店なども経営し、会員と施設利用は海軍士官・高等文官・士官候補生などの海軍幹部関係者に限定だった。水交社自体は太平洋戦争(大東亜戦争)の終戦に伴い、海軍省と共に消滅したが、1952年(昭和27年)に財団法人水交会として復興した。 機関紙「水交社記事」〔当時の「水交社記事(昭和18年9月25日号)」を、再編・解説した『追悼山本五十六』が、2010年に(新人物文庫:新人物往来社編)刊行されている〕を発行していた。なお水交会編で『回想の日本海軍』(原書房、1985年)が出版されている。 また旧外地の台湾台南市汐見町にかつて水交社の建築物があり(後に眷村になった)、戦後「水交社」が汐見町の代りに地名として現在でも使用されている。〔水交社文化園區計畫 台南市政府〕zh:水交社 (臺南市)を参見。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「水交社」の詳細全文を読む
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