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(n) hydraulics =========================== ・ 水力 : [すいりょく] 【名詞】 1. hydraulic power 2. water power ・ 水力学 : [すいりょくがく] (n) hydraulics ・ 力 : [ちから, りょく] 1. (n-suf) strength 2. power ・ 力学 : [りきがく] 【名詞】 1. mechanics 2. dynamics ・ 学 : [がく] 【名詞】 1. learning 2. scholarship 3. erudition 4. knowledge
水理学(すいりがく、)とは、水の流れに関する力学を研究する学問である。水力学とほぼ同じ学問であるが、概要で述べるように、歴史的・伝統的、その他の理由により両者は区別される。 == 概要 == 古代四大文明が全て河川に沿って誕生・発展したように、古来から水と人間の生活は密接な関係を持っており〔禰津『水理学・流体力学』、p.2。〕、その中で「水理学」は特に水の物理的挙動(流れ)を対象とした学問であり、河川工学、海岸工学、水道工学、水資源工学、農業工学、防災工学などの基礎となっている〔禰津・冨永『水理学』、p.i。〕。 流体力学の一分野である「水力学」(すいりきがく、)も同じく水の流れを研究する学問である〔。しかし歴史の項で述べるとおり、流体力学は18世紀に誕生した学問であるが、水理学は水力学(流体力学)が誕生する前から存在しているため、現在では歴史的・伝統的に区別される風潮がある〔禰津『水理学・流体力学』、p.18。〕。実際に、土木工学や農業工学等では「水理学」と呼ばれるのに対し、機械工学や化学工学の分野では「水力学」が使われる〔。その他、水理学と水力学・流体力学ではエネルギー逸散率の取り扱いが異なる〔禰津『水理学・流体力学』、p.10。〕。また、「学問的に水理学は水力学の下位にある」と言われることもある〔。一方、基礎力学の確立と流体力学の誕生で述べるように、ダニエル・ベルヌーイとヨハン・ベルヌーイは、『Hydrodynamica』(水力学)と『Hydraulics』(水理学)という本を1738年と1742年にそれぞれ出版しており、当時は水理学と水力学の区別がなかったと考えられる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「水理学」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hydraulics 」があります。
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