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水府 豊春(すいふ とよはる、生没年不詳)は、江戸時代後期の浮世絵師。 ==来歴== 歌川豊春の門人といわれる。常陸国(現・茨城県)水戸の人。寛政(1789年 - 1801年)・享和(1801年 - 1804年)頃、肉筆美人画や役者大首絵を描いた。同時代の歌川豊春と区別して「水府豊春」と落款している。主な作品に「潮来四目屋松人」「三世市川高麗蔵の助六」などがある。肉筆画「書斎二美人図」に描かれている二人の女性の表情には、寛政期の喜多川歌麿の画風に近いものが看取され、着物の意匠美と立兵庫や高島田の髪型などを生かす画面構成も巧みである。落款「豊春畫」の下に花押が捺されている。 門人に豊政、篤麿がいる。 ==作品== *「書斎二美人図」 紙本着色 ニューオータニ美術館所蔵 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「水府豊春」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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