翻訳と辞書
Words near each other
・ 水成隆之
・ 水戦争
・ 水戸
・ 水戸 (曖昧さ回避)
・ 水戸IC
・ 水戸ご当地アイドル(仮)
・ 水戸ご当地アイドル(仮)
・ 水戸っぽ
・ 水戸のお局
・ 水戸の三ぽい
水戸の梅
・ 水戸の梅まつり
・ 水戸の梅むすめ
・ 水戸の梅大使
・ 水戸まさし
・ 水戸まちなかフェスティバル
・ 水戸インターチェンジ
・ 水戸オフレールステーション
・ 水戸コミュニティ放送
・ 水戸サウスタワー


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

水戸の梅 : ミニ英和和英辞書
水戸の梅[みとのうめ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [と]
 【名詞】 1. door (Japanese-style) 
: [うめ]
 【名詞】 1. (1) plum 2. Japanese apricot 3. prunus mume 4. (2) lowest (of a three-tier ranking system) 

水戸の梅 : ウィキペディア日本語版
水戸の梅[みとのうめ]

水戸の梅(みとのうめ)とは、茨城県水戸の銘菓で、入りの求肥赤紫蘇の葉で包んだ和菓子である。名所である偕楽園をモチーフとして作られた。
菓子の外観は丸い梅の果実に見立てた姿である。中身の餡は、白餡を使う店と小豆のこし餡の店がある。梅酢に漬け込んだ赤紫蘇の葉を使うことが特徴である。この紫蘇の葉は、で煮込んだり、さらに蜜漬けにするなど店ごとの工夫が凝らされている。紫蘇の葉の高い香りが独特の風味を添えている。
1963年(昭和38年)10月7日に水戸菓子工業協同組合が出願、1965年(昭和40年)10月20日に登録された、登録商標(第687871号)である。同組合に加盟する5社(井熊総本家、亀印製菓、あさ川製菓、木村屋本店、永井製菓)のみが使用することができる。
==由緒==
水戸の和菓子店である亀印製菓は、同社の2代目が、1892年(明治25年)に開発したと称している。水戸ならではの菓子の開発を思い立ち、水戸藩の古文書に記述のある「9代藩主徳川斉昭が作らせたと言う紫蘇巻き梅干しを参考にした菓子」にヒントを得て、考案したとする。もともとは亀印製菓が漬物店であったことから、梅干し用の紫蘇の葉の利用を試みたのだという。初期の姿は、練った白餡を紫蘇の葉でくるんだ菓子で、「星の梅」の名で発売された。その後、3代目のときに「水戸の梅」に改名したという。
別に井熊総本家という菓子店も、水戸の梅の元祖を名乗っている。同社によると、1900年(明治33年)頃、常磐線開通に伴い、当時の「県令」の安田定則が、観光客向けの土産品の開発を命じたのが誕生のきっかけだと言う。これに応じて、同社の初代の小林熊次郎が、偕楽園で採れた梅の実を使った菓子として考案したものだとしている。なお、安田定則は、1886年から1891年まで初代茨城県知事(それまでは県令)を務めた人物である。また、安田の指導で、常磐線の前身の一部である水戸鉄道が開業したのは1889年で、その後、1905年までに現在の常磐線のルートが開通している。
亀印製菓によると、水戸の梅は大正時代には宮中にも献上されたほか、全国菓子大博覧会でも金賞を3回受賞している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「水戸の梅」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.