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水沢江刺駅 : ミニ英和和英辞書
水沢江刺駅[みずさわえさしえき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [さわ]
 【名詞】 1. (1) swamp 2. marsh 3. (2) mountain stream 4. valley 5. dale 
: [こう, え, ごう]
 【名詞】 1. inlet 2. bay 
: [とげ]
 【名詞】 1. thorn 2. splinter 3. spine 4. biting words
: [えき]
 【名詞】 1. station 

水沢江刺駅 : ウィキペディア日本語版
水沢江刺駅[みずさわえさしえき]

水沢江刺駅(みずさわえさしえき)は、岩手県奥州市水沢区羽田町駅前一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北新幹線である。
営業キロ数は東北本線水沢駅を準用していて、乗車券部分については当駅との選択乗車が可能である。
== 歴史 ==
東北新幹線の開通時点では水沢江刺駅は未設置であったが、東北新幹線の建設計画が持ち上がった時から地元では駅設置の住民運動を実施し、都市計画を行って土地買収を進め、日本国有鉄道(国鉄)総裁に対して請願を行っていた。1982年(昭和57年)6月および7月の国鉄役員会において、同時期に請願を行っていた新花巻駅とともに、新駅設置に関する基本要件が決定され、これを受けて1983年(昭和58年)1月5日に盛岡鉄道管理局長から具体的な設置条件が示された。その条件は、当面建設する相対式ホーム2面2線の駅の工事費約50億円を地元負担とすること、用地を無償譲渡すること、将来的に待避線を備えた2面4線への拡張を想定して用地を確保し、4線化の工事の際には用地の無償譲渡に応じること、そして駅前広場と関連道路を地元で整備することであった。水沢市は条件了解の返答を同年10月17日に行った。また地方財政再建促進特別措置法で自治体の国鉄への寄附行為が原則として禁じられていたが、全国新幹線鉄道整備法が同年10月14日に改正されたことで寄附行為が可能となって、駅の整備ができることになった。これを受けて11月1日に盛岡鉄道管理局長から本社旅客局長あてに駅設置上申が行われ、11月21日に設置承認を受けた。11月17日には水沢市議会で債務負担行為議決が行われ、11月22日に国鉄と水沢市の間で基本協定が締結された。11月30日に工事実施計画の変更申請が運輸大臣に提出され、12月12日に認可を受けた。国鉄と水沢市の間の工事協定は12月19日に締結され、1984年(昭和59年)1月10日に着工となった〔『東北新幹線工事誌 上野・大宮間』pp.894 - 896〕。
東北新幹線の設計時点からこの位置に駅を建設することは想定されており、後から2面4線の駅を設置できるよう、高架橋の既設横はりの鉄筋は増設部の鉄筋と圧接できるよう配慮されていた。このため、開業当時からの設置駅のような通過線を持たない2面2線の構造となっている〔「鉄道土木」昭和61年1月号〕。設置承認は2面2線16両対応であったが、当面2面2線12両対応として工事を行うことになった。既設高架橋の両側に直接基礎一柱式RCラーメン高架橋を新設して上屋とホームを支持し、耐雪形の覆いを全体に被せる構造とした。工事期間中は安全のために列車は工事区間を110 km/hで徐行を行い、また鉄骨を建てたり屋根を建設したりする工事は夜間に線路閉鎖と饋電停止を行った上で施工した〔『東北新幹線工事誌 上野・大宮間』pp.898 - 899〕。プラットホームは310メートルの有効長とされ、乗客が少ないと見込まれたことから新幹線鉄道構造規則で定める相対式ホームにおける最小幅員5メートルより狭い幅4.5メートルを採用して、そのための特別承認を得た〔『東北新幹線工事誌 上野・大宮間』pp.900 - 901〕。1985年(昭和60年)2月12日に工事が完成し、3月14日に東北新幹線の上野 - 大宮間開業とともに開設された〔『東北新幹線工事誌 上野・大宮間』p.904〕。
16両対応での想定工事費は49億8000万円であったが、12両対応にしたことで地元との協定額は43億9000万円となり、さらにその後の工事費の縮減により、最終的な工事費は35億8200万円となった。水沢市では、3分の1を岩手県からの工事補助金で賄ったほか、地元住民協力金、周辺市町村協力金、積立金の取り崩しなどでこの額を負担した〔『東北新幹線工事誌 上野・大宮間』p.898〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「水沢江刺駅」の詳細全文を読む




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