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水源(すいげん、 1946年-)は、青森県出身の僧侶。カナダ在住。エカヤーナ・ビハーラ(一乗寺)住職。 水源徳性禅師(すいげんとくしょうぜんじ)、菩提般若究仁伽比丘(ぼだいはんにゃぐにかびく)ともいわれる。 「南方仏教(小乗仏教、上座仏教)も北方仏教(大乗仏教、密教)も、仏の教え一つ(一乗)である」ということを提唱し、宗派を問わずに、世界中で布教伝道・瞑想指導を行う。 瞑想法は、特に身口意の瞑想や『Satipaṭṭhāna Sutta』(『念処経』、『四念処経』)のKāyanupassanā(身随観、マハシ系)・Vedanānupassanā(受随観、ゴエンカ系)・Ciṭṭānupassanā(心随観、禅・念仏系)・Dhammānupassanā(法随観、パオ系)などを指導している。 == 略歴 == 1946年、青森県弘前市に生まれる。大阪産業大学自動車工学科を経て23歳でカナダへ移住し、トロント大学自然科学科、ウォータールー大学数学科に在籍。 1976年、30歳で韓国の曹渓宗の印幻(蔡 印幻、蔡 澤洙)に師事し、在家者として北方仏教の禅を修行して、7年後に空を観る。 1978年、32歳頃にカナダで最初となるダライ・ラマ14世の法話会を浄土真宗トロント本願寺で開催し、ダライ・ラマ14世から四界分別観と瞑想を実践するように指南される。 2004年、57歳で退職して世界を旅した後、ミャンマーのパオ森林僧院モーラミャイン本部でも、出家者として南方仏教の瞑想を修行し空を観て、わずか11カ月で全課程を修了する。 これによって、北方禅(達磨大師の禅)と南方禅(釈尊の瞑想)の両方を極め、見事に一致させることとなった。 その後、義湘大師の「法性偈」を修め、究竟涅槃を得る。さらに39時間の三昧発得により、阿弥陀仏の浄土(真実報土と方便化土)を感見。後に『維摩経』の不可思議解脱の法門に住して、無数の大宇宙が5次元から成り立っていることを確認する。 2012年1月、スリランカの大長老・大統領に会い、仏舎利(釈尊の遺骨)9粒を譲り受ける。 2012年、66歳で真言宗智山派の不動明王護摩供を修行し、京都神護寺での弘法大師開壇1200年記念「平成高雄灌頂」に入壇して、密教も体得する。 2012年から2013年にかけては、日本、韓国、ミャンマー、インドネシア、スリランカの5カ国で、それぞれ不動護摩供を修法。インドネシアのボロブドゥールでは、第九禅定(滅尽定)で大涅槃界を発生させ、密教の究極奥義である即身成仏を体験する。 現在、カナダのトロントにあるエカヤーナ・ビハーラ(一乗寺)で瞑想を指導し、弘法のため世界中を回っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「水源 (僧)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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