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『水葬物語』(すいそうものがたり、メトード社、1951年8月7日)は、日本の歌人、塚本邦雄の最初の個人歌集。本文116頁、歌数245首。全24冊の序数歌集のうちの第1歌集である。 == 概要 == 歌集名「水葬物語」は、歌集中の章題「水葬物語」から採られている。特徴的な表現技法は、句割れと句またがり、隠喩、多彩なイメージの駆使などである〔篠弘(『現代短歌鑑賞辞典』東京堂出版、1978年9月)。〕。三十一音の定型を守りながらの句割れ、句またがりは、新しい韻律と短歌という枠組の両立を意図したものといえる。内容の特徴としては、生身の「私」の現象や詠嘆を直接的に表さないこと、死が多く題材になっていること、戦争という原体験が背景に感じられること、キリスト教の世界のイメージが垣間見えることなどが挙げられる〔『方法としての短歌』、『幻想の視覚:斎藤茂吉と塚本邦雄』。〕。しばしば引用される歌に次のようなものがある。 *革命歌作詞家に凭りかかられてすこしづつ液化してゆくピアノ *湖の夜明け、ピアノに水死者のゆびほぐれおちならすレクイエム *炎天の河口にながれくるものを待つ晴朗な偽ハムレツト *しかもなほ雨、ひとらみな十字架をうつしづかなる釘音きけり 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「水葬物語」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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