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氷上砦(ひかみとりで)は、愛知県名古屋市緑区大高町にあったとされる砦である。織田信長によって築かれたとみなされるが、実在を裏づける史料や遺構はきわめて少ない。 == 概要 == 『尾州知多郡大高古城図』や『張州雑志』は、大高城()から西南へ9-10町の付近に砦があったことを記している〔『奈留美 第十三号』:19ページ〕。榊原邦彦は永禄年間(1558年 - 1570年)初頭に織田信長が築いた砦ではないかとしており〔『緑区の史蹟』:107ページ〕、これを氷上砦(ひかみとりで)〔『豊明市史 資料編補二 桶狭間の戦い』:566ページ〕あるいは氷上山砦(ひかみやまとりで)〔『奈留美 第十三号』:18ページ〕という。 今川方が詰める大高城を牽制するために周辺に築かれた砦としては丸根砦や鷲津砦(共に国の史跡)が知られるが〔『改訂 信長公記』:53ページ〕、氷上砦は『信長公記』やほかの著名な戦史には登場せず〔、上記のような限られた史料のみで確認しうるだけである〔。しかし榊原は、大高城を包囲するには北側(丸根砦・鷲津砦)だけでなく南側にも砦が必要であったはずとし、氷上砦や正光寺砦の存在意義を説いている。その上で榊原は、『尾州知多郡大高古城図』や『張州雑志』にある大高城からの距離の記述から想定するに、氷上砦の所在地は、氷上姉子神社()の西にある境内地「火上山」中腹あるいは火上山西方の字取手山()付近ではないかとしている。現在、痕跡はほとんど確認しえないが、かつて土塁のような遺構がみられたともいう〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「氷上砦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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