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永久の落書事件 : ミニ英和和英辞書
永久の落書事件[とわ, えいきゅう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

永久 : [とわ, えいきゅう]
  1. (adj-na,n) eternity 2. perpetuity 3. immortality
: [おち]
 【名詞】 1. joke punch line 
: [しょ]
 【名詞】 1. penmanship 2. handwriting 3. calligraphy (esp. Chinese)
: [こと]
 【名詞】 1. thing 2. matter 3. fact 4. circumstances 5. business 6. reason 7. experience 
事件 : [じけん]
 【名詞】 1. event 2. affair 3. incident 4. case 5. plot 6. trouble 7. scandal 
: [くだん, けん]
 【名詞】 1. matter 2. case 3. item 

永久の落書事件 ( リダイレクト:永久の変 ) : ウィキペディア日本語版
永久の変[えいきゅうのへん]
永久の変(えいきゅうのへん)とは、永久元年(1113年)に発生したとされる鳥羽天皇暗殺未遂事件。下手人とされた童子・千手丸の名前より、千手丸事件(せんじゅまるじけん)とも呼ばれる。
== 概要 ==
永久元年9月1日(1113年10月12日)に鳥羽天皇が病気になり、祖父である白河法皇の命令で各地の寺社で祈祷を行わせ、非常赦などの措置を執り行った。ところが、10月3日(『殿暦』、『百錬抄』では4日)に白河法皇の3女で鳥羽天皇の准母である令子内親王御所に落書が投げ込まれた。そこには「主上を犯し奉らんと構ふる人あり」と書かれ、続いて醍醐寺座主勝覚に仕える千手丸という稚児(童子)が鳥羽天皇の暗殺の準備をしているとの密告が書かれていた。驚いた内親王は父・法皇に落書を見せた。白河法皇は直ちに検非違使を派遣して千手丸を捕縛して厳しい尋問を行った。千手丸は自分に天皇暗殺を命じたのは勝覚の実兄で法皇の異母弟・三宮(輔仁親王)の護持僧を務めていた仁寛三宝院阿闍梨)であったこと、仁寛が9月の天皇の病気の際に天皇の崩御とそれに伴う輔仁親王への皇位継承を期待して呪詛を行ったものの、一向にその気配を見せないために千手丸に命じて天皇の暗殺を謀ろうとしたと自白をした。そのため、6日には仁寛が検非違使に捕縛されて訊問を受けた。だが、仁寛は無実を主張した。その後、白河法皇は摂政藤原忠実をはじめ、源雅実藤原宗忠藤原為房ら有力公卿を集めて対応したものの、左大臣源俊房とその子供達は招集されなかった。実は仁寛・勝覚兄弟は俊房の息子であったためである。検非違使による仁寛や関係者に対する訊問や公卿による事件への対応は数日にわたって続けられたが、10月22日になって千手丸は佐渡国、仁寛は伊豆国に流罪とする判決が下されたものの、左大臣源俊房や勝覚らは暗殺計画とは無関係であり罰するべきではないとする藤原為房の進言によって連座を免れた(『百錬抄』)。だが、俊房は政治的権力を失って失脚し、子供達とともに謹慎を余儀なくされ(翌永久2年11月8日に法皇の命令によって俊房は出仕を再開する)、輔仁親王は無実の訴えの意味も含めて自邸に閉門・蟄居した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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