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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 永久 : [とわ, えいきゅう] 1. (adj-na,n) eternity 2. perpetuity 3. immortality ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
永久ヒューズは、通常の電力ヒューズが1回だけしか使えないのに対し、繰り返し使用することができる製品である。PPF(permanent power fuse)とも呼ぶ。主に、大電力用途に使われる。 なお小電力用途の場合は類似する素子として、主にポリスイッチが使用される。 ==原理== 永久ヒューズ内に閉じ込められている金属の相変化を利用し、急激な過電流に対し、ヒューズ内の抵抗値を急激に上げて、限流することで、ヒューズの役割を果たす。 2つの電極間は金属ナトリウムで接続されている。それぞれの電極は中空であり、ピストン状になっている。ここにアルゴンガスが封入されている。また、電極は、熱伝導率のよいベリリア磁器で包まれ、さらに電極全体がセラミックで覆われている。全体はステンレス製の容器に収まっている。 過電流が流れると、金属ナトリウムが溶解、気化し、急速に体積が増え、また、電気抵抗も増大する。体積が増えた分は、ピストン構造内にあるアルゴンガスが圧力を吸収する。熱については、絶縁体を通して、外部に発散させる。この間の遷移は1/100秒程度である。 過電流が収まると、ナトリウムがまた固体に戻るので、通常状態に戻る。そのため、繰り返し利用ができる。 永久ヒューズは、単独で使用するのではなく、通常はブレーカーと組み合わせて使用される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「永久ヒューズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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