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永田岳(ながただけ)は、屋久島の宮之浦岳北西側に対峙する山である。標高は屋久島および九州において宮之浦岳に次いで2番目に高く、西日本でも三嶺に次いで10番目の高峰となる。 宮之浦岳、永田岳および黒味岳を屋久島三山と呼ぶ。新日本百名山に選定されている。 == 概要 == 宮之浦岳を始めとして屋久島の山岳地域の大部分は霧島屋久国立公園に指定され、宮之浦岳、永田岳など中央の山岳地帯は世界遺産の森林生態系保護地域保存地区に指定されている。永田岳の北東側にはネマチ峰 (1,814m)と呼ばれる岩峰が連なる。 屋久島は「八重岳」と呼ばれるように多くの峰が連なり、海岸部に近い山々を「前岳」、中央部の脊梁をなす山々を「奥岳」と呼び、この奥岳は通常屋久島の海岸部の人里から望むことはできないが、永田川河口付近の永田地区は奥岳すなわち永田岳およびネマチを望むことのできる島一周の県道周辺としては唯一の場所である〔『屋久島の森林』 熊本営林局屋久島森林環境保全センター、1996年〕。山頂付近の岩屋には一品宝珠大権現を祀る祠があり〔太田五雄 『屋久島の山岳 近代スポーツ登山65年の歴史と現在』 八重岳書房、1993年〕、永田岳は古くから永田集落の嶽参りの山として参拝の対象とされ、永田浜の砂が供えられた。 海岸部の永田集落付近は杉の人工林、クワズイモおよびヘゴなど亜熱帯性植物も見られるが、やや内陸部に入ると暖帯性の天然林となり、標高1,480mの姥ヶ岩付近には屋久杉、ヤクシマシャクナゲなどが見られる〔。永田岳山頂は屏風を立てたような尾根を張り、斜面にはむき出しの花崗岩が散りばめられ、山頂西側直下にはローソク岩と呼ばれる巨岩が聳える。山頂付近は一面のヤクザサに覆われ、イッスンキンカ、シャクナンガンピ、ヤクシマホツツジなど高山植物が見られる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「永田岳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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