翻訳と辞書
Words near each other
・ 永遠をあずけてくれ
・ 永遠を感じた夜
・ 永遠ズ語リ 〜少女凌辱秘抄〜
・ 永遠フレンズ
・ 永遠プレッシャー
・ 永遠ラブリン
・ 永遠ラブリン(∂▽<)/
・ 永遠和平条約
・ 永遠回帰
・ 永遠平和のために
永遠平和条約
・ 永遠幸
・ 永遠法
・ 永遠神剣シリーズの登場人物
・ 永遠虹路
・ 永里亜紗乃
・ 永里優季
・ 永里源気
・ 永野
・ 永野 (お笑い芸人)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

永遠平和条約 : ミニ英和和英辞書
永遠平和条約[えいえんへいわじょうやく]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

永遠 : [えいえん]
  1. (adj-na,n) eternity 2. perpetuity 3. immortality 4. permanence 
: [とお]
  1. (adj-no) distant 
: [たいら, ひら]
 【名詞】 1. the broad 2. the flat 3. palm
平和 : [へいわ]
  1. (adj-na,n) peace 2. harmony 
平和条約 : [へいわじょうやく]
 (n) peace treaty
: [わ]
 【名詞】 1. (1) sum 2. (2) harmony 3. peace 
条約 : [じょうやく]
 【名詞】 1. treaty 2. pact 
: [やく]
  1. (adv,n) approximately 2. about 3. some 

永遠平和条約 : ウィキペディア日本語版
永遠平和条約[えいえんへいわじょうやく]

永遠平和条約ロシア語:''Ве́чный мир'')もしくは、グジムフトフスキ条約ポーランド語:''Pokój Grzymułtowskiego'')は、1686年5月6日モスクワにおいて、ロシア・ツァーリ国ポーランド・リトアニア共和国との間に締結された、ウクライナコサック国家分割する国際条約である〔Чухліб 2003:584-585.〕。同年2月から行われた平和交渉の成果となった。ポーランド王ヤン3世とロシアの摂政ソフィア・アレクセーエヴナとの間で締結された。
ポーランド・リトアニア側の署名者は、ポズナン県知事クシシュトフ・グジムフトフスキ、ならびにリトアニア宰相マルツャン・オギニスキ。ロシア側の署名者は、使節省の長官ヴァシーリー・ゴリツィン。条約はロシア・ポーランド戦争を終結させ、オスマン帝国によるウクライナへの進出を防止する手段となった。
==概要==
永遠平和条約は、1667年アンドルソヴォ条約に基づいて編集され、33個条から構成された。主な項目は次のようなものであった:
* ロシアとポーランドは、ウクライナを分割し、ドニプロ川国境とする。左岸ウクライナはロシア領、右岸ウクライナはポーランド領となる。
* ポーランドは、ロシアにコサックのザポロージャ地方の統治権を譲る。
* ポーランドは、右岸ウクライナに位置するキエフとその周辺を永遠にロシアに割譲する。ロシアはポーランドに代償として14万6千のルーブルを支払う。
* 右岸ウクライナにおけるドニプロ川沿いの地域(ルジーシチウチェルカースィトラフテムィーリウカーニウチヒルィーンなどの町)は、無人の地域と定める。
* ポーランドは国内における正教徒信仰告白自由を許し、ロシアはポーランドの正教徒を守護する。
* ロシアは、オスマン帝国との条約を取り消し、オスマン帝国との単独条約を結ばないことを約束する。
* ロシアは、オスマン帝国及びクリミア・ハン国と戦う神聖同盟教皇領ヴェネツィア共和国神聖ローマ帝国、ポーランド・リトアニア共和国の同盟)に加わり、クリミアへの出兵(大トルコ戦争1687年1689年)を約束する。
* 条約の施行期日は当日(1686年5月6日)とする。
永遠平和条約はロシアとポーランドの同盟を形成させ、東ヨーロッパにおけるイスラム勢力の排除の原動力となった。条約はロシアにとって有利であったため、ポーランドにおいても条約に不満を持つ人が多く、条約の批准は1710年に行われた。一方、コサックのウクライナにおいて条約が反ポーランド・反ロシアの思想の種となり、イヴァン・サモイローヴィチ将軍を初めとする親ロシア派の政治家でさえロシアを非難した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「永遠平和条約」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.