翻訳と辞書
Words near each other
・ 汐止区
・ 汐止市
・ 汐止駅
・ 汐汲
・ 汐汲み
・ 汐泊川
・ 汐浜運河
・ 汐澤安彦
・ 汐田海平
・ 汐田町
汐留
・ 汐留19BOX
・ 汐留AX
・ 汐留JCT
・ 汐留☆イベント部
・ 汐留らーめん
・ 汐留イベント部
・ 汐留ケーブルテレビ
・ 汐留シオサイト
・ 汐留シティセンター


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

汐留 : ウィキペディア日本語版
汐留[しおどめ]
汐留(しおどめ)は、東京都港区の地区名・旧町名。現在ではおもに、汐留地区に建設された巨大複合都市“汐留シオサイト(''siosite'')”を指す。
かつての汐留(汐留町)は、現行行政地名では、東新橋の大部分と、海岸一丁目の一部にあたる。

== 概要 ==
汐留の地は江戸時代以前は海辺湿地帯であったが、江戸幕府の開幕後徳川家康が発令し、三代将軍家光の代に至るまで続いた「天下普請」(諸大名の財力を用いた、奉仕による城下町建設事業)により汐留の埋立地が完成した。その結果、汐留は周辺の新橋・銀座・築地などと並び、大名屋敷を有する武家屋敷街となった。

その後、明治新政府によって屋敷は接収され、1872年(明治5年)日本初の鉄道が横浜との間に開設された際、起点となる新橋駅がこの汐留に建設され、東京の玄関として華やかで活気のある街となった。しかし、1914年(大正3年)に東京駅が完成し、東海道本線の起点が新橋駅から東京駅に変更されたため、新橋駅は貨物専用駅に変更された。それからの汐留は、小運送店の集まる貨物ターミナルとして栄えることになる。

1980年頃から貨物列車輸送に代わってトラック輸送が増えたため、1986年(昭和61年)に汐留貨物駅が廃止された。その後しばらくの間、31ヘクタールにもおよぶ複数の地権者からなる広大な空き地が手付かずのまま残っていたが、1995年(平成7年)になってようやく、東京都の都市基盤整備と民間のプロジェクトにより再開発がはじまった。

2004年(平成16年)には、13棟の超高層オフィスビルが建ち並び、4つのホテルや数多くのレストラン、ショップなどが地下通路とペデストリアンデッキでつながる6万人の複合都市として生まれ変わった。東側には浜離宮恩賜庭園をはさんで東京湾、西側は新橋駅から虎ノ門神谷町霞ヶ関官庁街があり、銀座築地臨海副都心にも近く恰好のビジネスロケーションといえる。

現在は六本木ヒルズお台場と並び、東京の新しい観光名所の一つとなっている。
2011年(平成23年)12月22日に、国から国際戦略総合特区の一つである東京都提案のアジアヘッドクオーター特区区域に指定された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「汐留」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.