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江の電 : ミニ英和和英辞書
江の電[こう, え, ごう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [こう, え, ごう]
 【名詞】 1. inlet 2. bay 

江の電 ( リダイレクト:江ノ島電鉄 ) : ウィキペディア日本語版
江ノ島電鉄[えのしまでんてつ]

江ノ島電鉄株式会社(えのしまでんてつ)は、神奈川県藤沢市に本社を置く、民間の鉄道事業者である。一般に江ノ電(えのでん)と略称される。神奈川県内に1つの鉄道路線(江ノ島電鉄線)を有する小田急グループの鉄道会社である。
鉄道事業のほか、関係会社の株式会社江ノ電バス藤沢および株式会社江ノ電バス横浜からの路線バス貸切バス特定バス事務管理受託事業、不動産業観光業も行う。かつては子会社によって百貨店業も営み、藤沢駅には駅ビル形式で「江ノ電百貨店」が入居していたが、1985年からは小田急百貨店藤沢店になっている。
== 歴史 ==

* 1900年(明治33年)
 * 11月25日 江之島電氣鐵道株式会社設立総会〔「第112期有価証券報告書」江ノ島電鉄株式会社〕。
 * 12月 高座郡藤沢大坂町で、江之島電氣鐵道株式会社設立(現在とは別法人)〔。
* 1902年(明治35年)9月1日 藤沢 - 片瀬(現・江ノ島)間を開業〔。以後順次延伸され、1910年(明治43年)11月4日に小町(後の鎌倉、現在廃止)まで開業〔。
* 1911年(明治44年)10月3日 横浜電気株式会社という電力会社に買収され、「横浜電気株式会社江之島電気鉄道部」の運営となる〔。
* 1921年(大正10年)5月1日 横浜電気が東京電燈株式会社に買収され、同線の運営も引き継ぐ〔。
* 1926年(大正15年)7月10日 江ノ島電気鉄道株式会社(現・法人)設立〔〔江ノ島電鉄ウェブサイト『会社案内 』より〕。
 * この会社は大船 - 江ノ島 - 茅ヶ崎間の鉄道敷設を目指して設立されるも、そちらの免許は1930年(昭和5年)に失効。小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅の項目も参照のこと。
* 1927年(昭和2年)7月 江ノ島電気鉄道が路線バス事業を開始〔(1929年(昭和4年)に撤退)〔江ノ島電鉄ウェブサイト『当方見聞録 』第一章第一回による。〕。
* 1928年(昭和3年)
 *7月1日 江ノ島電気鉄道が東京電燈江之島線を買収〔〔『鉄道統計資料. 昭和3年 第3編 監督』 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕。
 *7月3日 鉄道免許状下付(鎌倉郡川口村片瀬-同郡同村江島間 懸垂)〔「鉄道免許状下付」『官報』1928年7月5日 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕
 *11月2日 鉄道敷設権(鎌倉郡川口村片瀬-同郡同村江島間 懸垂)を江ノ島懸垂電気鉄道へ譲渡(許可)〔発起人和田喜次郎は元江ノ島電気鉄道取締役「鉄道敷設権譲渡」『官報』1928年11月8日 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕
* 1931年(昭和6年)10月10日 路線バス事業に再参入。
* 1938年(昭和13年)10月20日 東京横浜電鉄(現在の東京急行電鉄)の傘下に入る。
* 1944年(昭和19年)
 * 11月 軌道業から地方鉄道業に変更〔。
 * 11月28日 神奈川中央乗合自動車(現・神奈川中央交通)にすべての路線を譲渡し、路線バス事業から撤退。
* 1947年(昭和22年)3月15日 東急持ち株の大部分が放出され、東急グループを離脱。
* 1949年(昭和24年)
 * 3月1日 鎌倉(旧・小町)駅を国鉄(当時)鎌倉駅構内に移転し、鎌倉駅への乗り入れを開始。
 * 5月12日 東京証券取引所に上場〔。
 * 6月20日 神奈川中央乗合自動車から路線を譲受し、路線バス事業を再開。
 * 8月1日 江ノ島鎌倉観光株式会社に商号を変更〔。
* 1951年(昭和26年)
 * 3月25日 江ノ島熱帯植物園開園〔。江の島展望灯台(初代平和塔、東急東横線多摩川駅前にあった多摩川園のパラシュート塔を移設改修)竣工。
 * 5月 江ノ島自動車駐車場営業開始〔。
* 1952年(昭和27年)8月 不動産業営業開始〔。
* 1953年(昭和28年)
 * 6月 貸切自動車業開業〔。
 * 8月1日 小田急電鉄の関連会社となる。
* 1959年(昭和34年)7月23日 江ノ島エスカー営業開始〔。
* 1963年(昭和38年)10月 上場基準変更により東証第2部へ指定替え〔。
* 昭和40年代前半頃、モータリゼーションの影響で利用者が低迷し、江ノ島電鉄線の廃線が検討の俎上に。
* 1967年(昭和42年)10月 株式会社江ノ電ツーリスト(後の江ノ電商事株式会社)設立〔。
* 1972年(昭和47年)1月 東海建工株式会社(後の江ノ電設備管理株式会社)設立〔。
* 1974年(昭和49年)5月 江ノ電ビル(賃貸業施設)営業開始〔。
* 1976年(昭和51年)10月17日 江ノ電が注目されるきっかけになったテレビドラマ「俺たちの朝」が日本テレビ系にて放映開始。また、翌1977年(昭和52年)10月24日に放映されたNHK新日本紀行」で江ノ電を扱った「湘南・電車通り」は2回再放送される程の大反響を呼ぶ。
* 1979年(昭和54年)
 * 6月30日 東京証券取引所上場廃止〔。
 * 7月 日本証券業協会店頭取扱銘柄となる〔。
* 1980年(昭和55年)7月13日 1000形電車鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞。
* 1981年(昭和56年)9月1日 江ノ島電鉄株式会社に商号を変更〔。
* 1985年(昭和60年)8月 本社屋を現在地に竣工〔。
* 1990年(平成2年) 1989年度の決算報告において、1975年以来の累積赤字が解消されたと発表。
* 1998年(平成10年)
 * 8月12日 江ノ電バス株式会社(後の株式会社江ノ電バス藤沢)設立〔。以降、バス事業を順次分社。
 * 11月11日 拡張型心筋症を患っていた当時16歳の少年が極楽寺駅近くの極楽寺検車区内で106形108号電車を運転。これはボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ・オブ・ジャパン」を通じて実現したが、少年は4日後の15日に死去。
* 2002年(平成14年)10月15日 創業100周年を記念して、サザンオールスターズの『鎌倉物語』と原由子の『あじさいのうた』の歌碑が江ノ島や長谷など6駅で12月29日まで展示。また同時期に藤沢駅と鎌倉駅の発車メロディが『鎌倉物語』になる(「KAMAKURA#収録曲」も参照)。
* 2003年(平成15年)4月28日 江の島展望灯台(のちに「江の島シーキャンドル」と改称)竣工〔(旧展望灯台は解体撤去)。
* 2005年(平成17年)8月27日 1998年11月11日の実話(上記参照)をドラマ化した『小さな運転士 最後の夢』が日本テレビ系24時間テレビ「愛は地球を救う28」の中で放送され、放送後短期間に江ノ電利用者が増加するまでに反響を呼ぶ。それ以外でも何度かメディアで取り上げられている(映画や『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系)など)。
* 2007年(平成19年)
 * 3月18日 鉄道全線と路線バスの一部でPASMO導入。同時にSuicaも利用可能に。
 * 6月 株式会社江ノ電バス横浜設立〔。
* 2008年(平成20年)12月22日 1998年11月11日に電車を運転した少年(上記参照)の遺族宛に少年を電車の運転士〔『毎日新聞』2008年12月20日 東京夕刊 『共同通信』2008年12月22日 では単に「運転士」、『東京新聞』2008年12月23日 『読売新聞』2008年12月23日 によれば、少年の父親の知人が寄贈し、この日江ノ島駅で発車式が行われた「模型電車の運転士」。〕に命ずる辞令書を手渡して「夢の続きとして扱ってください」と江ノ電が表明し話題となる。
* 2009年(平成21年)10月14日 京福電気鉄道と姉妹提携締結〔〔。
* 2010年(平成22年)11月4日 全線開通記念日を祝し、鎌倉駅で開通当時の木造車両をイメージした外装のラッピング電車(21F)の運転を開始。
* 2013年(平成25年)
 * 3月23日 IC乗車カード全国相互利用開始で、KitacamanacaTOICAICOCAPiTaPanimocaはやかけんSUGOCAが利用可能になる。
 * 4月23日 台湾鉄路管理局と観光連携協定を締結、5月1日から台湾・平渓線との共同送客開始〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「江ノ島電鉄」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Enoshima Electric Railway 」があります。




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