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江 丙坤(こう へいこん、1932年12月16日 -)は台湾の政治家。台湾の対中交渉窓口機関である財団法人「海峡交流基金会(海基会)」理事長(董事長)、中国国民党副主席、国際民主同盟(IDU)副議長等を歴任。東京スター銀行取締役会長。2015年旭日重光章。日本統治時代に使用していた名は江原 正雄。 == 人物 == 1932年(昭和7年)12月16日、台中州南投郡(現在の南投県)の貧農の家に生まれる。台湾省立法商学院(現在の国立台北大学)地政学科を卒業し、1960年に中国国民党第一期中山奨学金を得て東京大学に留学、農業経済学博士を取得した〔。駐日大使館、駐南アフリカ大使館の勤務を経て、1982年、経済部国際貿易局副局長を拝命。以後、経済部の要職を歴任し、李登輝総統・連戦内閣で経済部長(1993年~1996年)、蕭万長内閣で行政院経済建設委員会主任委員(1996年〜2000年)を務めた。 1999年からは立法委員を2期6年間務め、立法院副院長(2002年〜2005年)を経て、2008年5月26日、馬英九総統のもとで海基会理事長に就任、対中交渉のトップとなった。 2008年6月11日に海基会代表団を率いて訪中。中国側の窓口交渉機関である海峡両岸関係協会の陳雲林会長や国務院台湾事務弁公室の王毅主任と初会談し、週末直行チャーター便運航と中国からの台湾観光解禁に合意した。 同年11月3日には、台北で陳雲林会長と第二次会談を行い、両岸の三通(通信、通商、通航の直接開放)の事実上の実現で合意。 2009年4月26日、南京での陳雲林会長との第三次トップ会談では中台直航便の定期便化、犯罪捜査・司法協力で合意した。その後まもなく辞意が伝えられたが、馬英九総統の慰留を受け、第四次トップ会談まで留任することが決まっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「江丙坤」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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