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江 充(こう じゅう、? - 紀元前91年)は、前漢の人。字は次倩。趙国邯鄲の人。元の名は斉であった。 ==略歴== === 趙王の家臣時代 === 歌舞をやっていた江充の妹が趙王(敬粛王劉彭祖)の太子丹に娶り、趙王に寵愛された。しかし、太子丹は江斉が自分の行為を王に讒言したのではないかと疑い、江斉を捕らえさせようとしたが、江斉は捕まえられず、代わりに父や兄が捕まり処刑された。その際に江斉は江充と改名し、長安に逃亡した。江充は武帝に謁見したときに奇抜な格好をして、太子丹が実姉や父の後宮の女性と姦淫し、また豪族らと関係を持ち悪事を働いていると上書した〔『資治通鑑』巻第七十三〕。武帝はその書を見て怒り、趙王の宮殿を兵に包囲させ太子丹を逮捕した。廷尉に取り調べさせところ、死罪に該当した。趙王はこれは江充が太子丹への恨みを皇帝を使って晴らそうとしたのだと主張し、自分が匈奴と戦うことで贖罪したいと申し出たが許されず、太子丹は恩赦によって命は助かったが太子に復位することは許されなかった。武帝は太子丹の兄弟である武始侯の劉昌を新たに趙の太子にした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「江充」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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