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瀬戸の花嫁の登場人物(せとのはなよめのとうじょうじんぶつ)では、木村太彦作の漫画作品並びにそれを原作としたアニメ作品である『瀬戸の花嫁』に登場する人物について詳述する。 声優はドラマCD版/テレビアニメ版 == 満潮家 == ; 満潮 永澄(みちしお ながすみ) : 声:鈴村健一/水島大宙(幼少時代:阿部幸恵) : 本編の主人公。埼玉に住み、磯野第八中学校の二年一組に通う極平凡な中学生。夏休みに祖母が住む田舎である瀬戸内に遊びに行った際、海で溺れたところを人魚である燦に助けられる。その際「人魚の姿を人間に見られたら、どちらかが死ぬか、身内になる」という人魚の掟により選択肢を迫られ、燦と結婚することを選ぶ。しかし魚人達の間では“永澄が人魚の掟を盾に燦に結婚を無理矢理強要している”という噂も一部あり、この噂を信じている魚人は多い。 : 埼玉に戻ってからは燦と生活する事になるが、周囲の事情の知らない人たちには燦は自分の親戚ということにして婚約している事は隠している。彼女と同居すると自分の部屋を彼女の物とし、自らは屋根裏に住むこととなる。命の恩人である燦を大切に想っており、燦の危機には何度となく自分の命を顧みず燦を助けている。 : 当初は本当に極平凡な人間ではあったが、命の恩人である燦に対する恩義もあってか、燦に本気で惚れられるような男になる事を目指して“侠(おとこ)”を磨いていく。そのため、物語が進むにつれて侠気を見せてゆくが、歳相応に頼りない面も見せる。 : 生命力は魚人並みに高く、また、日頃から常人とはかけ離れた運動能力を持つ魚人たちに追いかけ回され(殺されかけ)ているために、彼自身の運動能力や反射神経もかなり鍛えられ、並みの人間を問題としない能力となっているが、漫画版ではそれでも次々と登場する新キャラたちに振り回される事が多い : アニメ版では「特殊アビリティ」として「危険感知」「危険回避」「攻撃回避」、更にアニメ版最終回では燦の特殊能力無し(自力)で超戦士〔このときの特殊アビリティは「自立型超戦士」〕へと変身。銃弾を素手で受け止め敵である源義魚を数百メートル殴り飛ばすほど、魚人をも遥かに凌駕する超人的パワーを炸裂させるに至ったがそこまでのプロセスは不明。〔ただし、「燦ちゃんの近くにいるだけで無限に強くなれるんだ!」と言っていることから、燦を守りたい一心で強くなれることが分かる。〕 : ハウリングボイスで何度も鼓膜を破られたために耳が遠くなっており、留奈の戦いの詩に対しても人間で唯一効果がなかった。が、燦の眠りの詩や英雄の詩が普通以上に届くのは双方の双方への思いの強さによるものだと思われ、アニメ版では「人魚の詩を受け過ぎていつの間にか耐性が出来た」と言う、上記の超人的設定になっている。 : 本人に自覚は余りないようだが、燦以外にも数人の女性から好意を持たれている。花嫁候補として名を上げたのは燦、留奈、丸子、巻、蕗、明乃、悟、政。その時巡、委員長はいなかった。 : 但しこれらの中で、丸子、巻、蕗は燦を護るためであり、政は、体を張って任務を成そうとする明乃を護るために名乗りを上げている。 : 成績はあまり良くなく補習の対象となっているが、知恵は回る。 : 留奈がデビュー曲を発表した頃からのファン。エログッズ(留奈の高い写真集など)を買い込んでいるため、常に財政難である。 : 留奈、悟などの所為で貧乳好きだと思われがちだが、本人は否定している。 : 小学2年生の頃に巡にしごかれ「カルタキング」のあだ名を持つほどカルタが強く、かなり強い相手が気付かないうちにカルタを取る事ができるほどの実力。 ; 永澄の父 : 声:島田敏/伊丸岡篤 : 永澄の父親。本名不明。スクウェア・エニックスの社員。満潮家の大黒柱であるはずなのだが、留奈の満潮家滞在などによって、もはやその威厳は見る影もない。大怪我をしても誰にも心配されず、またアニメ版では朝食時に燦や留奈も含まれている家族の中に入れてもらえず一人で朝食をとっているなど、ある意味永澄より不幸な男である。 : アニメ版では満潮母が政の男気に惚れたことで涙を流す場面が多くなっている。しかし政を憎んではいない様子。 ; 永澄の母 : 声:天野由梨/並木のり子 : 永澄の母親。本名不明。優しい性格だが身内には容赦がない。自宅が燃えても、息子が犯罪者の一歩手前になったように見えても笑顔を絶やさない大物。意外と毒舌だが、毒を吐くときですら笑顔を絶やさない。母親のいない留奈の母親代わりのような存在になっている。実は「カルタ帝王(エンペラー)」の異名を持つ、巡のカルタの師匠。その実力は永澄と巡を一蹴した明乃に完勝するほど。一部読者に根強い人気があるらしく、出番の少ないにもかかわらず第一回人気投票では10位に食い込んでいた。キャラクター紹介では「典型的な童顔母さん」と称される。 : アニメ版では、政の男気に惚れたという設定が追加され、虎視眈々と不倫関係に持ち込む事を狙っている。 : 好きなタイプは「かわいらしい人」のようだが、アニメでは「ダンディーな渋い男」になっている。 ; 永澄の祖母 : 声:定岡小百合/松島栄利子 : 瀬戸内に住んでいる永澄の父方の祖母。本名不明。人魚の事を少なくとも伝承では知っていた節がある。アニメ版では寛容で温和な古典的なおばあちゃん。 ; 永澄の祖父 : 声:なし/長克巳 : 永澄が小学5年生の時に他界した人物、永澄の父方の祖父。。本名不明。永澄曰く、ジブリに出て来そうな髭が特徴的。漫画版では8巻で永澄が燦と明乃の竹刀による打撃を顔面と後頭部に食らった際、三途の川のシーンで初登場し、それ以後も永澄が同様の状況になると共に登場する事もあり、アニメ版では第2話に登場している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「瀬戸の花嫁の登場人物」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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