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『江戸砂子』(えどすなご)は江戸時代中期に著された江戸の地誌。著者は俳人菊岡沾涼。後に著者自身により『続江戸砂子』が出て、後世には増補版『再校江戸砂子』が刊行された。 == 概要 == 江戸地誌の前作である貞享4年(1687年)の『江戸鹿子』出版から年月が経過し、比定地の不明となった地名が出現するなど、実用に堪えない点が多く出てきたため、菊岡沾涼と有力版元万屋清兵衛が時代の要請に応えるかたちで出版された〔小池章太郎「解題」『江戸砂子 沾凉纂輯』東京堂出版、1976年〕。編集には8年が費やされた〔酒井忠昌『南向茶話』〕。 江戸地誌としては最も流布したものとなり〔「江戸砂子」『国史大辞典』〕、後世まで出版が継続された。 題簽に「新撰江戸砂子」、巻頭題に「江戸砂子温故名跡誌」、凡例題に「新編江戸砂子温故誌」、柱題に「江府名跡志」とあり、一般的には「江戸砂子」または「江戸砂子温故名跡誌」として知られる。題名にある「砂子」とは金銀粉を細かく吹きつける技法であり、『江戸鹿子』の由来となった鹿の子絞りの斑模様に対して、より精密に著した作品であるという沾涼の自負が現れている。また、「温故」については、先に祖父菊岡如幻による伊賀国地誌『伊水温故』と通じるものがあり、影響を受けたとも考えられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「江戸砂子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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