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江袋教会(えぶくろきょうかい)は、長崎県南松浦郡新上五島町曽根郷にあるカトリック教会の聖堂。2007年に火災で焼失したが、修復工事が行われて2010年3月に修復が完了し、5月9日に落成式が行われた。 ==概要== 五島列島の中通島の最北部に位置する。 1882年(明治15年)にパリ外国宣教会のブレル神父の指導の下に建設された、木造瓦葺き平屋建ての教会。1948年(昭和23年)以降は約2km北にある仲知教会の巡回教会となっているが、実際にミサ等に使用されている木造教会では国内最古のものだった〔長崎市の国宝大浦天主堂(1864年)や五島市の旧五輪教会(1881年)の方が建築年は古いが、どちらも新聖堂が隣接して建てられたため、現在はミサは行われていない。〕。 2007年(平成19年)2月12日、漏電が原因と見られる火災のため全焼。カトリック長崎大司教区は調査・検討の結果、焼け残った一部の建材をそのまま利用して元の位置に復元することを決定、教会内外で募金活動を始めた。また、新上五島町は町の有形文化財に指定し、町と長崎県も復元費用を予算に計上した。こうして準備調査の後、2008年6月に復元工事が始まり、2010年3月に修復は完了して2010年5月9日、髙見三明・カトリック長崎大司教司式により落成記念ミサ・落成式が行われた〔江袋教会が復元 新上五島町公式サイト 2010年5月11日〕。2010年9月10日に長崎県指定文化財指定となった〔長崎県の文化財(江袋教会) 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「江袋教会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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