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池之上 格(いけのうえ とおる、1954年5月19日〔『'86プロ野球選手写真名鑑』、日刊スポーツ出版社、1986年4月、P126。〕 - )は、鹿児島県垂水市出身の元プロ野球選手(投手・内野手)。 現在は阪神タイガースのスカウト。 == 来歴・人物 == 鹿児島県立鶴丸高等学校では、夏の甲子園県予選準々決勝に進むが、照国高に敗退。同年ドラフト3位で南海ホークスに投手として入団〔。 プロ入り4年目のの4月10日にプロ初登板を果たすと、翌日には早くもプロ初勝利をあげた。に完封勝利も記録し〔、翌には14勝でウエスタン・リーグ最多勝を獲得した。しかし伸び悩み、オーバースロー、サイドスロー、スリークォーターと次々フォームを変更。1イニング3暴投(日本記録)や1イニング11失点(パ・リーグ記録)を記録する。投手時代最後のはウエスタンで6勝9敗、126回投げて防御率4.79と冴えなかった。 に内野手転向。入団時から野手転向まで、ウエスタンリーグ打撃成績は50打数23安打・打率.460と野手顔負けの数字を残していた。長打力は無いものの小技とガッツ溢れるプレー、勝負強い打撃で内野の控えや代打の切り札として活躍。には二番打者、一塁手に定着し83試合に先発出場。規定打席には届かなかったが打率.265、7本塁打の好成績を記録する。しかし翌には長打力のあるクリス・ナイマンが入団。定位置を追われるが、三塁手として立石充男と併用される。も三塁手のレギュラーを山村善則と争うが、翌は故障もあって出場機会に恵まれず、同年限りで南海を自由契約になる。横浜大洋ホエールズのテストを受けて合格、ここでは内野のユーティリティプレイヤーとして起用されるが、限りで引退。 南海では選手会長も務める。短く持ったバットを肩に担ぐ様な構えで球に食らいつき、死球の多い打者だった。 1987年の大晦日に放送された『ビートたけしのスポーツ大将』のスピンオフ特番『元祖ビートたけしのマラソン野球』に出場、草野球の投手相手に三振した(この相手投手は、川藤幸三や当時池之上の同僚だった堀場英孝からも連続三振を奪い、最優秀選手に選ばれている)。 その後は福岡ダイエーホークスのスカウトとして、九州地区チーフを務めるなど活躍し、小久保裕紀や井口資仁を担当。2000年からは阪神タイガースのスカウト〔週刊ベースボール2014年3月24日号 P20〕として鳥谷敬、安藤優也などを担当。 アメリカンフットボールXリーグ・オービックシーガルズの池之上貴裕は親戚。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「池之上格」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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