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池袋演芸場(いけぶくろえんげいじょう)は、東京都豊島区・池袋駅前・西一番街中央通り入口にある寄席である。都内に4軒ある落語定席の一つで、落語を中心に、漫才、手品などの色物芸が多数執り行われている。城北興業株式会社の経営である。 池袋は戦後遅くに発展した、歴史の浅い新興の商業地であり〔戦前は、大塚のほうがステータスが上だった〕、伝統的に客足が悪い。落語協会の落語家が、「人が誰も居ないさま」「客が全く入らないさま」を「まるで池袋の芸協のようだ」と形容することがある〔落語芸術協会も客足が悪い傾向にあり、過去にはそれが原因で鈴本と絶縁した(鈴本演芸場を参照)。池袋は逆に芸協と復縁している。〕。当寄席は地下室であり、あたかも客数人に対して密談をするような形になることから「池袋秘密倶楽部」という異名がある〔川柳川柳が形容した。〕。当寄席の裏手には池袋歓楽街が広がっている。 == 歴史 == === 旧池袋演芸場 === 1951年(昭和26年)に開場。もともとは映画館『池袋ピース座』の三階にあり、全席畳席であった。 客が全く入らず、1970年(昭和45年)に席亭は閉鎖を検討するも、落語協会・6代目三遊亭圓生会長の説得により存続が決まり、以降は落語協会専門の定席となる。なお、席亭が経営していた一階の『池袋ピース座』は松竹第一興行の経営に移り、『池袋松竹名画座』と改称している〔。 1990年(平成2年)2月28日〔、改築のため閉鎖。周辺の再開発のため建物は解体された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「池袋演芸場」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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