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池見 酉次郎(いけみ ゆうじろう、大正4年(1915年)6月12日 - 平成11年(1999年)6月25日)は日本の心身医学、心療内科の基礎を築いた草分け的な日本の医学者。福岡県糟屋郡粕屋町生まれ。甥に池見陽がいる、。 旧制福岡中学(現福岡県立福岡高等学校)、九州帝国大学医学部卒業。戦後、アメリカの医学が日本に流入した際、心身医学の存在を知る。昭和27年(1952年)にはアメリカミネソタ州のメイヨー・クリニックに留学し、帰国後、日野原重明、三浦岱栄らと共に昭和35年(1960年)日本心身医学会を設立し、初代理事長になる。翌昭和36年(1961年)九州大学に国内最初に設立された精神身体医学研究施設(現在の心療内科に当たる)教授に就任し、内科疾患を中心に、心と体の相関関係に注目した診療方法を体系化、実用化に尽力した。 九州大学医学部名誉教授、自律訓練法国際委員会名誉委員長、日本心身医学会名誉理事長、国際心身医学会理事長、 日本交流分析学会名誉理事長などを歴任。 平成11年(1999年)6月25日肺炎のため、福岡市内の病院で死去。84歳。 == 著書 == * 『心療内科』(中公新書)(中央公論社, 1963年12月) * 『自己分析―心身医学からみた人間形成』(講談社現代新書)(講談社, 1968年10月) * 『セルフ・コントロールの医学』(NHK出版, 1978年7月) * 『自己をととのえる~セルフコントロールと自己実現/すこやかな人生を』(NHKサービスセンター, ラジオ深夜便カセット文庫, 1997年9月) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「池見酉次郎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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