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沖黒島(おきぐろしま)は、大分県佐伯市の米水津湾沖にある無人島である。沖の黒島(おきのくろしま)とも呼ばれる。 == 概要 == 旧米水津村と旧蒲江町(2005年3月に合併し、ともに佐伯市の一部となった)の境界にあるキシメギ埼の約2km南東の沖合にあり、島自体も合併前は米水津村と蒲江町に二分されていた。沖黒島とキシメギ埼との間には、沖黒島から約1km北西の位置に同じく無人島の地黒島があり、沖黒島と地黒島は合わせて黒島とも呼ばれる。沖黒島と地黒島の中間には水取碆(みずとりばえ)と呼ばれる岩礁がある。 島の面積は約8.5haで、周囲は1.6km、最高地点の標高は134mとなっており、全域が日豊海岸国定公園に指定されている。ビロウ樹やヤブニッケイ、バクチノキ、タブ、シイ、アオキなどの原生林に覆われており、「沖黒島の自然林」として大分県の天然記念物に指定されている。日向灘に面する東岸には沖黒島灯台が立つ。周囲は断崖で、海食洞等の浸食地形が散在する。 沖黒島及び周辺の岩礁は、同じく佐伯市内にある横島、鶴御崎などと並び、九州を代表する磯釣りのポイントとして知られている。また、国の天然記念物であるカラスバトの生息地、カワウ、オオミズナギドリの繁殖地としても有名である。 本土との間に定期船はなく、島へは瀬渡し船などで渡る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「沖黒島」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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