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沖ノ島(おきのしま)は、福岡県宗像市に属する、九州本土から約60キロメートル離れた玄界灘の真っ只中に浮かぶ周囲4キロメートルの孤島である。宗像大社の神領で、沖津宮(おきつぐう)が鎮座する。 == 概要 == 「神の島」〔藤原新也安部龍太郎『神の島 沖ノ島』(小学館2013年)。〕と呼ばれ、島全体が御神体で、今でも女人禁制の伝統を守っている。また、男性でも一般人は毎年5月27日以外の上陸は基本的に認められず〔例外として地元青年団(玄海未来塾など)による清掃奉仕、宗像系神社(厳島神社や弁財天)の神主・禰宜引率による正式参拝、政財界の有力者が代表を務める参詣団、灯台の保守点検や文化財・自然保全状況の確認作業員などが事前に許可を得て上陸が認められる他、2012年(平成24年)11月1日に宗像大社が招聘した世界遺産登録専門家会議の韓国人・中国人・スリランカ人・イギリス人研究者ら外国人が上陸、2015年(平成27年)11月17日には初めて報道陣の一斉上陸を認めているが、これらの場合にも女人禁制と禊は守られている〕、その数も200人程度に制限されている〔渡島用に借り出される筑前大島船籍の船への分乗の上限。また、この内の半数強が地元の氏子優先で、筑前大島の宿泊キャパシティからも一般人の参加は実質100人を切る〕。 山の中腹には宗像大社沖津宮があり、宗像三女神の田心姫神(たごりひめのかみ。宗像大社HP 参照)をまつっている。無人島であるが、現在は沖津宮の神職が10日交代で派遣され、常時滞在している。1855年(嘉永7年)に作成された『皇国総海岸図』には「御号島」と記載される。 エジプト考古学者の吉村作治が提唱し、九州全土、特に宗像地方を中心に沖ノ島を世界遺産にする運動が行われ、2009年(平成21年)1月5日に「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成遺産の一つとして世界遺産暫定リストに追加掲載され、2015年(平成27年)7月28日に文化庁文化審議会により2017年の審査対象として選出。2016年(平成28年)1月28日に正式版推薦書がフランス・パリのユネスコ世界遺産センターに提出し、受理された(現地時間27日午後)。 領海保持の観点からは、領海及び接続水域に関する法律による特定海域(対馬海峡東水道)の領海を示す基点であり〔領海及び接続水域に関する法律施行令 〕、排他的経済水域及び大陸棚の保全及び利用の促進のための低潮線の保全及び拠点施設の整備等に関する法律に基づく低潮線保全区域に設定もされている〔排他的経済水域等の基礎となる 低潮線を有する離島に関する調査報告書 (PDF)首相官邸〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「沖ノ島」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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