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沖縄連隊区 : ミニ英和和英辞書
沖縄連隊区[おきなわれんたいく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おき]
 【名詞】 1. open sea 
沖縄 : [おきなわ]
 【名詞】 1. Okinawa (one of the Japanese Ryukyu islands) 
: [なわ]
 【名詞】 1. rope 2. hemp 
: [むらじ, れん]
 【名詞】 1. party 2. company 3. group 
連隊 : [れんたい]
 【名詞】 1. regiment 
: [たい]
 【名詞】 1. party 2. company 3. body (of troops) 4. corps
: [く]
 【名詞】 1. ward 2. district 3. section 

沖縄連隊区 : ウィキペディア日本語版
沖縄連隊区[おきなわれんたいく]
沖縄連隊区(おきなわれんたいく)は、大日本帝国陸軍連隊区の一つ。前身は沖縄警備隊区である。沖縄県全域の徴兵召集兵事事務を取り扱った。実務は沖縄連隊区司令部が執行した。1945年(昭和20年)、同域に沖縄地区司令部が設けられ、地域防衛体制を担任した。
== 沿革 ==
1886年(明治19年)12月1日、「警備隊条例」が公布され、まず対馬警備隊が設置され、順次、小笠原、佐渡、隠岐、大島、沖縄に警備隊を設けることとなった〔『陸軍軍戦備』22頁。〕。1888年(明治21年)5月14日に公布された「陸軍管区表」(明治21年勅令第32号)により、沖縄警備隊区が設置され第6師管第11旅管に属し、管轄区域は沖縄県全域となった。しかし、沖縄警備隊が1898年(明治31年)に設置されるまで警備隊区の業務は鹿児島大隊区鹿児島連隊区が担った(「陸軍管区表」備考)。1896年(明治29年)4月1日、旅管が廃止され第6師管の所属となった〔陸軍管区表(明治29年3月16日勅令第24号)〕。
1898年4月1日、沖縄警備隊司令部は「沖縄警備隊司令部条例」(明治31年3月8日勅令第36号)により設置され、警備隊区の業務を担った。同年4月15日より司令部は沖縄県庁内で事務を開始した〔『官報』第4444号、明治31年4月27日。〕。1901年3月22日、司令部が那覇区久茂地の新築庁舎に移転〔『官報』第5324号、明治34年4月6日。〕し、さらに同年12月28日、那覇区松下町に移転した〔『官報』第1630号、大正7年1月11日。〕。
1903年(明治36年)2月14日、再び旅管が採用され警備隊区は第6師管第11旅管に属した〔陸軍管区表(明治36年2月14日勅令第13号)〕。1917年7月17日、司令部が那覇区美栄橋町に移転〔『官報』第1495号、大正6年7月25日。〕。
1918年(大正7年)6月1日、沖縄警備隊が廃止(大正7年5月29日軍令陸第15号)され、同日、沖縄警備隊区を廃止し沖縄連隊区を設置し、第6師管第36旅管に属した。管轄区域は警備隊区と同様に沖縄県全域で、その廃止まで変更はなかった〔陸軍管区表(大正7年5月29日軍令陸第16号)〕。
日本陸軍の第三次軍備整理に伴い陸軍管区表が改正(大正14年4月6日軍令陸第2号)され〔『陸軍軍戦備』101頁。〕、1925年5月1日に旅管は廃止となり引き続き第6師管に属した。
1940年(昭和15年)8月1日、沖縄連隊区は西部軍管区熊本師管に属することとなった〔陸軍管区表(昭和15年7月24日軍令陸第20号)〕。
1945年には作戦と軍政の分離が進められ、軍管区師管区に司令部が設けられたのに伴い、同年3月24日、連隊区の同域に地区司令部が設けられた〔『陸軍軍戦備』480頁。〕。地区司令部の司令官以下要員は連隊区司令部人員の兼任である。同年4月1日、熊本師管は熊本師管区と改称された〔陸軍管区表(昭和20年2月9日軍令陸第2号)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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