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沙伴王(さはんおう、生没年不詳)は百済の第7代の王(在位234年)。先代の仇首王の長子であり、仇首王が234年に死去した際に王位につけられたが、幼少であったため直ちに古尓王(こにおう、コイワン。第5代肖古王の同母弟)が王位についたという。 『三国史記』百済本紀には沙伴王としての本紀記事はなく、次の古尓王の即位前紀に沙伴王が即位したことと、幼少のために古尓王が王位についたこととを記すのみである。『三国遺事』王暦に沙沸王、沙伊王の別名が見え、また『新撰姓氏録』などの日本の史書に沙伴王の名が見えるという。 == 参考文献 == *一然撰、坪井九馬三・日下寛校訂『三国遺事』<文科大学史誌叢書>東京、1904年(国立国会図書館 近代デジタルライブラリー) *金富軾撰、井上秀雄訳注『三国史記』第2巻、平凡社〈東洋文庫425〉、1983年 ISBN 4-582-80425-X 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「沙伴王」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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