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河合 蘭(かわい らん、1959年- )出産医療ライター、評論家、写真家。妊娠・出産・育児情報「リボーン」代表。 1989年にイメージトレーニングを応用した「お産のイメジェリー」を提唱。新聞・テレビ・ラジオ・雑誌に自然出産・不妊治療・少子化問題・産科医療問題などの著作やコメントをする。ハイリスク妊娠、早産、帝王切開が増加し医療体制が危機的状況にある中で女性と社会のあり方を追求している。 東京医科歯科大学・聖路加看護大学・日本赤十字社助産師学校の講師。ネットの世界でも前述「WEB-REBORN」編集長、All About「出産医療・産院選び」も担当している。写真家としては1980年代には宝島、スウィングジャーナル、ミュージックマガジン等の雑誌でレギュラーカメラマンとして活躍。また川本三郎著『雑踏の社会学』等の写真を担当している。 == 経歴 == * 1981年 『宝島』『ミュージックマガジン』『スィングジャーナル』などでレギュラーカメラマン。 * 1984年 雑誌『サントリークォータリー』(TBSブリタニカ)の連載で川本三郎の写真担当。 * 1985年 雑誌『栄養と料理』(女子栄養大学出版)で食べ物の生産現場を全国に訪ねるルポルタージュを約1年連載する(写真撮影)。 * 1987年 雑誌『ピー・アンド』(小学館)青森県下北半島のベテラン産婆の仕事をルポを発表。米国人バースエデュケーター・清水ルイーズと出会う。 * 1988年 『ピー・アンド』にコラム「アメリカの知恵-清水ルイーズさんが読むアメリカの出産と育児の本」連載。 * 1989年 東京都杉並区・ファン助産院でイメジェリークラスをオープン。 * 1993年 『ピー・アンド』米国西海岸・カナダの出産施設や家族カウンセラー。きくちさかえと、産む人と医療者をつなぐネットワーク紙「REBORN」を創刊。 * 1994年 「REBORN」が創刊1周年を記念して第1回「いいお産の日」主催。 * 1999年 全国の出産施設に実績の詳細な情報公開を呼びかけた『REBORN産院リスト1999-2000年版』を出版。 * 2000年 『お産選びマニュアル-いま、赤ちゃんを産むなら』(農文協)出版。REBORNメーリングリスト「お産のお鍋」出産関係医療者中心に参加者700名でスタート。REBORNウェブサイトオープン。「REBORN産院リスト」公開。 * 2002年 『WHO勧告に見る望ましい周産期ケアとその根拠』(メディカ出版)翻訳。テレメンタリー(テレビ朝日)でドキュメンタリーとなり紹介される。 * 2003年 「紙REBORN」創刊する。『アエラ』(朝日新聞社)不妊治療最前線シリーズ。 インターネット「All About出産医療・産院選び」で情報発信開始。 * 2004年 毎日新聞「産院革命」を連載。リプロダクション研究会国際シンポジウムで「帝王切開を好む女性たちー日本の状況」発表。人類学者シュレイダーにアマゾン・ヤノマミ族の出産をインタヴュー「助産雑誌」発表。 * 2005年 『妊婦の「ぷ」(なんとかなるって!働く女性の妊婦コミック) 』 宮下真沙美著(小学館)でコラム担当。生物学者・本川達夫に「少子化を生物学の目で斬る」インタヴュー。 * 2006年 『未妊―「産む」と決められない』(NHK出版)発表。TBSテレビ「NEWS23」出演。国会「少子高齢社会に関する調査会」。 * 2007年 『AERA with baby』(朝日新聞社)の創刊参加。朝日新聞で「育児ファイル」でコラム「お産を選ぶ」連載開始。 『助産師と産む―病院でも、助産院でも、自宅でも』(岩波書店)出版。 * 2008年 「ベビカム」と「産科医不足と妊婦健診をめぐる実感調査 1,100人の妊婦・母親の声」を実施。静岡県立医療大学の講師。『助産雑誌』(医学書院)で院内助産院・助産師外来の訪問ルポ連載。NICU(新生児集中治療管理室)テレビと共同取材。日本看護協会・院内助産システム推進プロジェクト委員就任。 * 2009年 『安全なお産、安心なお産--「つながり」で築く、壊れない医療』(岩波書店)発表。『なっとく出産応援事典』(春秋社)共同執筆。日本母性衛生学会50周年記念論文審査委員。聖路加看護大学大学院講師就任。 * 2010年子宮頸がん検診・アンチエイジング 「AERA with Baby」(朝日新聞出版)。超音波による胎児診断で重い病気を告知された夫婦が妊娠継続を選んだ記録『きみにあいたい』(講談社文庫)の解説執筆。硬膜外麻酔(無痛分娩)「クレア」(文藝春秋社)。 * 2011年 硬膜外麻酔の調査をベビカムと共同実施。NHKラジオ「ラジオビタミン」レギュラー出演開始(第1金曜日)。 * 2012年 第三者評価組織「特定非営利活動法人日本助産機構」評価委員就任。「日本母性衛生学会」の特別講演「晩産時代が今、求めるもの」。 * 2013年 『卵子老化の真実』(文春新書)。ベネッセ次世代育成研究室と共同調査「未妊レポート2013-子どもを持つことについての調査」。「深層NEWS」(BS日本テレビ)産みたいのに産めない不妊対策の最前線。コラム「いつ産みますか? 妊娠力のきほん」共同通信・新聞18紙で連載開始。『CREA』(文藝春秋)男と女の生殖&出産トリビア28。 * 2014年 2014年の論点100「卵子教育は本当に必要か」(文藝春秋社)。助産雑誌(医学書院)と医学書院webマガジンで「やっぱり知りたい少子化のはなし」連載開始。BSフジ LIVE「プライムニュース」体外受精卵の着床前検査臨床研究へ・進展する生殖補助医療。 * 2015年 『出生前診断ー出産ジャーナリストが見つめた現状と未来』(朝日新書)を4月に発売。6月23日NHKラジオ放送第1「午後のまりやーじゅ」。獨協大学全学総合講座「ジェンダーで眺めてみれば出産とはどんな体験か」。『BAILA』(集英社)不安ではなく安心のために 知っておきたい「卵子の老化」 日本産科婦人科学会第67回学術講演会・生涯研修プログラム7・遺伝カウンセリングのあり方・講演「PGS/PGC」出生前診断と遺伝カウンセリング。放送大学「心理臨床と病」出演「生殖医療、出生前診断」。『學鐙』(丸善)で随筆「出生前診断について」。『ひとびとの精神史第三巻』(岩波書店)松田道雄を執筆。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「河合蘭」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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