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河野土洋(かわの くにひろ、1941年 - )は、日本の作曲家・編曲家。東京都出身。河野圭(かわの けい、作曲家・編曲家・ピアノ奏者)は長男。 == 人物・来歴 == 東京都立新宿高等学校を経て東京工業大学卒業。 朝日ジュニア・オーケストラ設立当時、中学生の頃からヴァイオリンを始め、同団の指導者で作曲家の呉泰次郎に音楽の基礎を学んだ。学生時代には大学のオーケストラや芥川也寸志が音楽監督を務めた新交響楽団のコンサートマスターとして活動する。芥川也寸志直々の指導のもと、長期にわたるリハーサルや数多くのコンサートを通じて楽曲を演奏・分析した経験が、その後の音楽活動に大きな影響を与えることとなった。同時期に和声学を島岡譲に学んだ。 東京工業大学大学院修士課程修了後、製造会社の研究職に就くが、3年後に会社を辞して本格的にプロの音楽家へ転身した。ヴァイオリニストとしてスタジオミュージシャン活動を始め、作曲活動としてTVCMの音楽がヒットし、業界で認められるようになった。時代背景もあってCM音楽の依頼が増え、その数は1200曲を越える。CM音楽に続いて、博覧会や企業のイベント、PRビデオなどの音楽制作をはじめ、TVドラマ、アニメ、ゲーム、学習・教育教材、ステージなどの音楽、そしてポップスCDへと広がっていった。作曲ジャンルは、音頭や演歌、ポップス、ロック、クラシックまで、と守備範囲は広い。1998年、吹奏楽作品「ブラジリアン・ポートレート」が全日本吹奏楽コンクールの課題曲に選ばれる。以来、吹奏楽作品にも取り組んでいる。 現在は、母校である東京工業大学(学長:伊賀健一)に新設された世界文明センター(センター長:ロジャー・パルヴァース)の芸術学院・特任教授として「ミュージック・サウンド入門」の講義を担当している。この講義は、クラシックの和声学とジャズ・ポピュラーのコード理論を並列して取り上げ、あらゆる音楽を受け入れ、生演奏の作品はもちろん、ピアノや五線譜に頼らないパソコンでの作品制作を課題とするユニークなものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「河野土洋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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