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慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話(いあんふかんけいちょうさけっかはっぴょうにかんするこうのないかくかんぼうちょうかんだんわ)は、1993年(平成5年)8月4日、河野洋平内閣官房長官が発表した談話。当時の内閣(宮澤改造内閣)の意思として発表されたが、閣議決定はされていない。河野談話(こうのだんわ)として知られる。 == 概要 == この談話は、同日に内閣官房内閣外政審議室から発表された文書「いわゆる従軍慰安婦問題について」〔「いわゆる従軍慰安婦問題について 」(PDF)、内閣官房内閣外政審議室、1993年8月4日。〕を受けて発表された。原案は、当時の内閣外政審議室長である谷野作太郎が「言葉遣いも含めて中心になって作成した」〔【阿比留瑠比の極言御免】後輩官僚にさえ嘘、河野談話にこそ潜む「上から目線」+(2/3ページ) MSN産経ニュース 2014年6月19日〕。 談話では、慰安所の設置は日本軍が要請し、直接・間接に関与したこと、慰安婦の募集については軍の要請を受けた業者(日本人・朝鮮人)が主としてこれに当たったが、その場合も甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に官憲等が直接これに加担したこともあったこと、慰安所の生活は強制的な状況の下で痛ましいものであったとしているされている。 日本政府による調査結果と談話が発表される前年の1992年(平成4年)7月6日には、宮澤内閣の加藤紘一内閣官房長官が、「朝鮮半島出身者のいわゆる従軍慰安婦問題に関する加藤内閣官房長官発表」を発表している。当時の慰安婦問題は、韓国挺身隊問題対策協議会などが主張する慰安婦が強制連行されたという主張について、韓国政府が日本政府に真相の究明を求め〔「韓国人慰安婦問題 対応に政府苦慮 『強制』裏付けられず聞き取り調査検討も」『読売新聞』1993.3.4〕〔「従軍慰安婦問題 具体化せぬ謝罪措置 『強制』の有無で日韓にズレ」『朝日新聞』1993.3.3.〕、日本政府は強制の裏付ける資料が発見できずに対応に苦慮する状態だった〔第 140 回国会 参議院予算委員会会議録第 11 号 平成9年3月18日 平林博内閣官房内閣外政審議室長の発言 「従軍慰安婦に関する限りは強制連行を直接示すような政府資料というものは発見されませんでした」〕。河野は事態を打開するため、7月26日から30日にかけて、韓国の太平洋戦争遺族会から紹介された16人の慰安婦に聞き取り調査を実施し〔第 126 回国会参議院予算委員会会議録第 7 号〕〔平成5年8月4日 内閣官房内閣外政審議室 調査の経緯. いわゆる従軍慰安婦問題について 〕、慰安婦の強制性を認め謝罪する(「慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話」の発表に至った。 2014年(平成26年)6月20日に、日本政府によって公開された検証結果報告書「慰安婦問題を巡る日韓間のやりとりの経緯~河野談話作成からアジア女性基金まで~」(河野談話作成過程等に関する検討チーム)では、事前に韓国側との文言調整があったこと、慰安婦証言の裏付け調査を行っていなかったことが明らかになっている〔 〕〔 〕。また、韓国との文言調整があったことは、日韓両国にて非公開とされたことも明らかになっている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kono Statement 」があります。 スポンサード リンク
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