翻訳と辞書
Words near each other
・ 油
・ 油/ガス分配係数
・ 油あげ
・ 油かす
・ 油かす (食品)
・ 油かす削り機
・ 油こし
・ 油さい
・ 油しみ
・ 油すまし
油ずまし
・ 油そうめん
・ 油そば
・ 油っ濃い
・ 油とり
・ 油なせ
・ 油なめし
・ 油による汚染に関わる準備、対応および協力に関する国際条約
・ 油ひき
・ 油を売る


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

油ずまし : ミニ英和和英辞書
油ずまし[あぶら]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [あぶら]
 【名詞】 1. oil 

油ずまし ( リダイレクト:油すまし ) : ウィキペディア日本語版
油すまし[あぶらすまし]

油すまし(あぶらすまし)とは、熊本県に伝わる日本妖怪の一種。
== 概要 ==
初出となる昭和初期の郷土史家・浜田隆一の著書『天草島民俗誌』には油ずましの名称で記載されている。それによれば熊本の天草郡栖本村字河内(現・天草市)と下浦村(現・同)とを結ぶ草隅越という峠道を、老婆が孫を連れて通りながら「ここにゃ昔、油瓶さげたん出よらいたちゅぞ」と孫に話していると、「今もー出るーぞー」と言いながら油ずましが現れたという〔。この峠は熊本県天草郡有明町(現・天草市)による調査の結果、有明町と天草郡栖本町(現・同)を繋ぐ草越峠だと判明しているが、それ以外には伝承が少なく謎の妖怪である。
民俗学者・柳田國男の著書『妖怪談義』の「アブラスマシ」の項では、前述の『天草島民俗誌』を引用して「(油すましという)名の怪物」と記述しているが、この「怪物」が何者でどのような外観なのかは一切記述されていない。
『妖怪談義』には「(油すましという)名の怪物」と記述しているのに対し、原典『天草島民俗誌』では「油瓶をさげた怪物が出た」ではなく「油瓶さげたん出よらいた」即ち「油瓶を下げたのが出た」とのみ述べられていること、また『妖怪談義』の「アブラスマシ」は「ツルベオトシ」「ヤカンヅル」「サガリ」といった頭上から物が落ちてくる怪異と並べて紹介されていることから、妖怪研究家・京極夏彦は、油すましとは形のある妖怪ではなく、釣瓶落としなどと同様に油瓶が頭上から下がってくる怪異の可能性もあると述べているものの、確証には至っていない(2001年8月時点)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「油すまし」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Abura-sumashi 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.