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治部省(じぶしょう)は律令制における八省のうちのひとつ。和名は「おさむるつかさ」。 == 職掌 == 外事・戸籍(姓名関係)・儀礼全般を管轄し姓氏に関する訴訟や、結婚、戸籍関係の管理および訴訟、僧尼、仏事に対する監督、雅楽の監督、山陵の監督、および外国からの使節の接待などを職掌としていた。姓氏の訴訟に関しては解部が設置されて専任した。 しかし平安時代以降は姓氏に関する事項を扱うことは少なくなり、894年(寛平6年)に菅原道真の建白による遣唐使廃止以降、中国などとの正式な国交がなくなったことにより、外国からの使節の接待もしなくなる。更には、戸籍制度の解体とともに戸籍関係の職務も遂行不可能になり、もっぱら僧尼、仏事、雅楽及び山陵の監督を職務とすることとなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「治部省」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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