|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 沼 : [ぬま] 1. (n,n-suf) swamp 2. bog 3. pond 4. lake ・ 方 : [ほう] 1. (n-adv,n) side 2. direction 3. way ・ 式 : [しき] 1. (n,n-suf) (1) equation 2. formula 3. expression 4. (2) ceremony 5. (3) style
沼津方式(ぬまづほうしき)とは、ごみを燃えるごみ・埋め立てごみ・資源ごみの三種類に分別収集する方法のこと。1975年(昭和50)4月、静岡県沼津市で初めて実施されたことからこう呼ばれる。ごみ収集の減量と、処分コスト低減が期待できる他、資源リサイクルを行いやすい。 == 概要 == 同方式以前は、ごみの捨て方に無頓着で、収集されたごみの多くは燃えるごみ・燃えないごみ・資源ごみが同じ袋に入れられて出されていた。これらのごみは集積場に集められた後、自治体の処分場で手作業で分類されていた。このため人件費や設備費は膨大な物となり、高度経済成長期の日本にあっては、年々増大するごみの量に、遅かれ早かれ自治体のごみ収集業務破綻が危惧される事態となった。 多くの自治体が同種の問題で悩む中、沼津市では既に組織化されていた市に属する住民自治会の啓蒙活動を行った上で、市民参加によるごみの分別収集方式を開始した。当初は幾分の混乱もあったとされるが、同市の住民自治会が、特定の企業に属する工場従業員や同業種にと比較的偏りがあった事から、住民間の結束も強く、比較的スムーズに受け入れられたという話もある。 また分別収集においては、埋め立てごみと資源ごみにおいて、集積場の分別指導に住民自治会の総代をボランティアとして動員するなどして、住民自身の管理に任せた事もあり、住民の分別する意識を高めた事も、成功の要因として挙げられる。今日ではリサイクル資源の種類や、ごみの処分方法の多様化に併せて、資源ごみと埋め立てごみ、更には燃えないごみに関しても、細かい分類基準を設けて、ごみの分別を進めると共に、ごみを出す際の意識を高め、ごみの減量に貢献している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「沼津方式」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|