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初瀬(はせ)は、奈良県桜井市の地名。古くは「はつせ」と呼ばれ、「泊瀬」とも表記した。初瀬山には西国三十三所第八番の長谷寺がある。 == 概要 == 泊瀬の名は『万葉集』巻7-1095に見ることができる。 この場所は大和川が東から大和盆地に流れ下る川口にあたり〔このような場所では水利を得やすいだけでなく山中(さんちゅう、大和盆地の周辺の山々を指す言葉)から流れでた川が国中(くんなか、大和盆地の中央を指す言葉)に流れ集まる氾濫原を避けることができ、当時の豪族の本拠地として最適であった。大和平野の周辺の同様な土地には当時の各豪族が本拠を置いていた。(川と豪族-大和のみちくさトリビア )〕、船舶による運搬が主だった上古の時代の船着場(=泊瀬)でもあった。これより上流は三輪山の南麓を東西に流れる隠遁とした長い谷となっており、万葉の歌はこの様子を詠んだものである。 泊瀬は東国との交通の要衝でもあり(初瀬街道)、古代の皇室が支配していたとされる土地である。後述の天皇の宮の他、御名入部である長谷部は、のちの飛鳥時代の皇族の諱に見られる。 * 第32代崇峻天皇(諱を泊瀬部という) * 泊瀬王(厩戸皇子の子、名代である長谷部を継いだと考えられる) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「初瀬」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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