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法隆寺金堂釈迦三尊像光背銘 : ミニ英和和英辞書
法隆寺金堂釈迦三尊像光背銘[ほうりゅうじ こんどう しゃかさんぞんぞう こうはいめい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ほう]
  1. (n,n-suf) Act (law: the X Act) 
: [てら]
 【名詞】 1. temple 
: [きん]
  1. (n,n-suf) (1) gold 2. (2) gold general (shogi) (abbr) 
金堂 : [こんどう]
 (n) main temple structure (sanctuary, hall)
: [どう]
  1. (n,n-suf,n-pref) (1) temple 2. shrine 3. hall 4. (2) prefix to building meaning "magnificent" 
釈迦 : [しゃか]
 【名詞】 1. Shakyamuni 2. the Buddha 
: [み]
  1. (num) three 
: [みこと]
 【名詞】 1. (1) lord 2. prince 3. (2) words of a ruler
尊像 : [そんぞう]
 【名詞】 1. statue of a noble character 2. your picture
: [ぞう]
  1. (n,n-suf) statue 2. image 3. figure 4. picture 5. portrait 
: [ひかり]
 【名詞】 1. light 
光背 : [こうはい]
 (n) halo
: [せ, せい]
 【名詞】 1. height 2. stature 

法隆寺金堂釈迦三尊像光背銘 : ウィキペディア日本語版
法隆寺金堂釈迦三尊像光背銘[ほうりゅうじ こんどう しゃかさんぞんぞう こうはいめい]

法隆寺金堂釈迦三尊像光背銘(ほうりゅうじ こんどう しゃかさんぞんぞう こうはいめい)は、奈良県斑鳩町法隆寺金堂に安置される釈迦三尊像光背裏面に刻された銘文である。
題号の「釈迦三尊像」を釈迦三尊釈迦如来釈迦仏釈迦像釈迦などとも称し、銘文の内容が造像の由来であることから「光背銘」を造像銘造像記とも称す。ゆえに法隆寺金堂釈迦造像銘などと称す文献も少なくない〔名児耶明 p.19〕〔榧本杜人 p.143〕〔伊藤滋 p.15〕〔六人部克典 p.21〕。
== 概要 ==
法隆寺金堂本尊釈迦三尊像の舟形光背の裏面中央に刻された196文字の銘文である。銘文には造像の年紀(623年)や聖徳太子の没年月日などが見え、法隆寺や太子に関する研究の基礎資料となり、法隆寺金堂薬師如来像光背銘とともに日本の金石文白眉と言われる。また、造像の施主・動機・祈願・仏師のすべてを記しており、このような銘文を有する仏像としては日本最古で、史料の限られた日本の古代美術史において貴重な文字史料となっている。
文体和風を交えながらも漢文に近く、文中に四六駢儷文を交えて文章を荘重なものとし、構成も洗練されている。ただし、本銘文の真偽についてはさまざまに議論されており、現在でもこの銘文を後世の追刻とする見方もある(#刻字の年代を参照)。なお、その議論の対象は銘文のみで、仏像そのものの成立時期ではない。仏像の成立時期について市大樹は、「仏像の様式や技法などの点からも、623年頃に完成されたとみてよい。」〔市大樹 p.29〕と述べている〔〔〔〔長岡龍作 p.12〕〔長岡龍作 p.14〕〔飯島春敬 p.741〕〔加藤諄 p.16〕〔名児耶明 p.15〕〔上原和 p.119〕〔大山誠一 p.11〕。
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: 法隆寺金堂の中央に安置されている本尊・釈迦三尊像(国宝、指定名称は銅造釈迦如来及両脇侍像(止利作、金堂安置))は、中尊の釈迦如来坐像(像高87.5cm)と左右の脇侍菩薩立像の三尊からなる止利様式の仏像(#仏像様式と書法文化の源流を参照)である。三尊は背後に大型の舟形光背(全高177cm)を負う。宣字座と称される上下2段構成の箱形の木造台座上に釈迦如来が坐し、その左右に両脇侍像が侍立する。このように、本像は一光三尊の金銅像として日本で最も古い様式、また最も完具した仏像で、飛鳥彫刻の代表作とされる。そして光背裏面の銘文が美術史的、書道史的に本像をさらに重要なものとしている〔〔〔長岡龍作 pp..13-14,23〕〔吉川真司 p.34〕〔魚住和晃 p.29〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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