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『波の絵、波の話』(なみのえ なみのはなし)は、稲越功一(写真)と村上春樹(文)の写真集。稲越功一の写真が中心の書籍である。 1984年3月、文藝春秋より刊行された。アート・ディレクションは渡邊かをる。デザインは渡邊かをる、吉岡博恭、弘中克典。 == 村上春樹の執筆部分 == エッセイあるいは短編小説 6編 * 「一枚のLP」〔エッセイ「一枚のLP」は、「はじめてジャズという音楽に触れたのは一九六四年一月、十四の歳のことであった。アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ、完璧なバンドだった。メンバーを一人残らず覚えている。フレディ・ハバード、ウェイン・ショーター、シダー・ウォルトン、レジー・ワークマン、そしてヴォーカルにジョニー・ハートマン。たしかあの日の神戸の街には雪が降っていたはずだ」という書き出しで始まる。このときの体験を村上は『ポートレイト・イン・ジャズ』(新潮社、1997年12月)と『意味がなければスイングはない』(文藝春秋、2005年11月)の中でも書いているが、共に年号を「1963年」に訂正している。〕 * 「僕は、1973年のピンボールに、やあ、と言った。」 * 「1980年におけるスーパー・マーケット的生活」 * 「マカハ・ビーチの氷河期」 * 「地下鉄丸の内線レストラン・ガイド」 * 「街のまぼろし」 翻訳(歌詞) 7編 翻訳(小説) 1編 * 「Viewfinder」(レイモンド・カーヴァー)〔1981年刊行の短編集『What We Talk About When We Talk About Love』(クノップフ社)に収められていた短編。『THE COMPLETE WORKS OF RAYMOND CARVER 2 愛について語るときに我々の語ること』(中央公論社、1990年8月)が出版された際の日本語タイトルは「ファインダー」。〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「波の絵、波の話」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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