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波照間島(はてるまじま)は、沖縄県の八重山諸島(八重山郡竹富町波照間)にある日本最南端の有人島である。面積12.73km²、人口542人(2009年3月31日現在 住民基本台帳による)。 == 概要 == 有人島として日本最南端の島であるとともに、民間人が日常的に訪問できる日本最南端の地〔領土としての日本最南端は東京都小笠原村の沖ノ鳥島(北緯20度25分31秒)だが、ほかの有人島から遠く離れたフィリピン海に浮かぶ無人の孤島であり、満潮時には大半が海面下になる小さな環礁である。定期航路もないため、民間人が訪れることは極めて困難である。〕でもあり、「日本最南端の碑」と「日本最南端平和の碑」が建てられている。また、島内にある波照間郵便局は「日本最南端の郵便局」である。 緯度が低く、日本国内では南十字星を好条件で観測できる数少ない島であり、高那崎に程近い島の南海岸には星空観測タワーが立っている。周囲に人工的な灯りが極めて少ないため、他の場所では見えにくい星を肉眼で観測することができる。同タワーには200mmの屈折式天体望遠鏡やプラネタリウムがあり、観光客も見学可能である。 波照間島のさらに南に「南波照間島」(パイパティローマ)があるという伝説がある。重税から逃れるため、1648年に島人が南波照間島に渡ったという伝聞が、琉球王府の記録である『八重山島年来記』に記されている〔「石垣市史叢書13 八重山島年来記」p28 石垣市 平成11年2月13日発行〕。 波照間島にはサキシマハブなどハブ類は生息していない。また島内には信号機が一箇所も設置されていない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「波照間島」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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