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波田堰(はたせぎ)は、長野県松本市波田を流れる灌漑用の人工河川で、1877年(明治10年)ごろに完成した。梓川から取水している。長野県道25号塩尻鍋割穂高線と交差する辺り(右の写真は交差する橋のすぐ上流である)で川幅約4mである。波田堰の水は、波田地区約200haの水田を潤している。 ==概要== 堰(せき)は一般に、水をせき止めて用水を取り入れる目的で河川や湖沼に設けられる構造物や、水路の水位・流量を調節するために造った構造物を指す。また、そこから取り入れた用水を流すために人工的に造った用水路のことを言い、この場合には「せぎ」と読む。波田堰もその1つである。長野県方言では、用水路のことを「せんげ」と言うが〔『長野県方言大辞典』〕、これは「せぎ」が転訛したものだという〔『松本平タウン情報』2010年10月16日5面掲載の池田久子のエッセイ〕。 同じ波田地区内には、他に和田堰・黒川堰の2つがある。この3つの堰が長野県道25号塩尻鍋割穂高線と交差するのは、和田堰では最下段の河岸段丘の下で梓川と同じ高さにある。しかし、波田堰は下から3つめの河岸段丘を掘り通す高さに造られている。黒川堰は、山の中を通り、上波田寺山で山麓に出て、さらに山麓をまわりこむように造られている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「波田堰」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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