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『注文の多い料理店』(ちゅうもんのおおいりょうりてん)は、宮沢賢治の児童文学の短編集であり、またその中に収録された表題作である。短編集としては賢治の生前に出版された唯一のものであり、童話としても『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』などとともに賢治の代表作として知られる。 == 短編集『注文の多い料理店』 == 短編集としての『注文の多い料理店』は、1924年に、盛岡市の杜陵出版部と東京光原社を発売元として1000部が自費出版同様に出版された。発行人は、盛岡高等農林学校の1年後輩にあたる近森善一となっている。書名には「イーハトヴ童話」という副題がついている。岩手在住の図画教師だった菊池武雄が描いた挿絵が付された。定価が1円60銭と比較的高価だったためもあり、ほとんどが売れ残った(当時の映画入場料は30銭ほど)という。 収録作品は下記の9作品である。 *『どんぐりと山猫』 *『狼森と笊森、盗森(おいのもりとざるもり、ぬすともり)』 *『注文の多い料理店』 *『烏の北斗七星』 *『水仙月の四日』 *『山男の四月』 *『かしわばやしの夜』 *『月夜のでんしんばしら』 *『鹿踊りのはじまり』 これに、自らの創作姿勢と生き方について言及したと見られる『序』が添えられている。いずれも、末尾に年月日が付されており、それによるとこれらの作品は1921年から翌年の前半にかけて完成している。思うように売れなかったことに加えて、作品の評判も芳しくなかったため、賢治はその後に構想を立てていた一連のイーハトヴ童話集の出版を取りやめてしまった。このため、賢治の生前に出版された彼の単行本は詩集『春と修羅』と本作品集の2冊のみである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「注文の多い料理店」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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