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洛陽伽藍記 : ミニ英和和英辞書
洛陽伽藍記[らくよう がらんき]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [よう]
  1. (adj-na,n-adv,n) way 2. manner 3. kind 4. sort 5. appearance 6. like 7. such as 8. so as to 9. in order to 10. so that 1 1. yang 1
: [とぎ]
 【名詞】 1. nursing 2. nurse 3. attending 4. attendant 5. entertainer
伽藍 : [がらん]
 【名詞】 1. temple 2. monastery
: [あい]
 【名詞】 indigo 
: [き]
 (n,n-suf) chronicle

洛陽伽藍記 : ウィキペディア日本語版
洛陽伽藍記[らくよう がらんき]
洛陽伽藍記』(らくよう がらんき)全5巻は、5世紀中国東魏楊衒之が撰した、北魏の都・洛陽における仏寺の繁栄の様を描いた記録である。
東魏の時代には、北魏末の混乱によって都の洛陽は廃墟と化しており、寺院もまた見る影も無く荒廃していた。撰者の楊衒之は自序で、既に失われてしまった往時の盛況を後世に伝えるため、本書を執筆した旨を述べている。
== 構成 ==
全体で5篇に分かれる。
*第一篇・城内
 *永寧寺
 *建中寺
 *長秋寺
 *瑶光寺
 *景楽寺
 *昭儀尼寺
 *胡統寺
 *修梵寺
 *景林寺
*第二篇・城東
 *明懸尼寺
 *龍華寺
 *瓔珞寺
 *宗聖寺
 *崇真寺
 *魏昌尼寺
 *景興尼寺
 *荘厳寺
 *秦太上君寺
 *正始寺
 *平等寺
 *景寧寺
*第三篇・城西
 *景明寺
 *大統寺
 *秦太上公寺
 *報徳寺
 *正覚寺
 *龍華寺
 *菩提寺
 *高陽王寺
 *崇虚寺
*第四篇・城南
 *沖覚寺
 *宣忠寺
 *王典御寺
 *白馬寺
 *宝光寺
 *法雲寺
 *開善寺
 *追先寺
 *融覚寺
 *大覚寺
 *永明寺
*第五篇・城北
 *禅虚寺
 *凝玄寺
 *宋雲・恵生の西域遣使の事
 *京師の建制および郭外諸寺
各項は、全体では1,000寺余りもあったという諸寺中から、中心となる大寺を選んで、寺名・創建者・城坊あるいは位置、さらには、四隣や寺中の様子、故事などを記している。また、その記述は、単に寺院に関する事柄にとどまらず、当時の官庁や風俗・地理、人物や政治上の事件、伝聞などにも及んでおり、『魏書』と合わせ見ることで、北魏史を理解する上での重要な一次史料ともなっている。
北魏仏教史・寺院史、洛陽の都城史上の根本史料である。最後の第五篇の宋雲・恵生の記事は、東西交渉史(シルクロード)の史料でもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「洛陽伽藍記」の詳細全文を読む




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