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洞口家住宅(ほらぐちけじゅうたく)は宮城県名取市大曲字中小路にある江戸時代建立の民家。国の重要文化財に指定されている。 == 概要 == 建立の時期は、宝暦年間の祈祷札の存在や、旧仙台藩領内の他の民家との比較により、 宝暦年間(1751年から1763年)と考えられている〔。仙南平野(狭義の仙台平野)の中央部に位置する名取平野の水田地帯に立地し、敷地約1500坪の周囲は堀と居久根(いぐね、防風林)で囲まれている。洞口家の由緒は不明だが、「たてやしき」または「たての家」とも呼ばれる〔〔。 主屋は木造平屋建、寄棟造、茅葺で、柱を石場建て〔礎石の上に柱を載せただけで、柱と基礎の間は緊結しない構造の建築物。〕とする。主屋の規模は桁行(間口)25メートル、梁間(奥行)11メートルで、南を正面とし、東側を土間、西側を床上部とする。土間と床上部の間には間仕切りがない。間取りは整形四間取り系で、下手は正面側から「デイ」「ナンド」「コナンド」の3室、上手は「ナカマ」「チャノマ」とする〔『解説版 新指定重要文化財 12 建造物II』、毎日新聞社、1982、p.24〕。整形四間取りの古民家は関西や九州地方に多く、宮城県内では唯一名取平野でのみ見られるため、名取型とも呼ばれている〔。この様式では旧仙台領内最大規模の古民家である。建物内部は建立後にかなり改変されたが、土間には計6本の独立柱が立ち、この地域における当時の大型農家の様式をよく残している。 主屋の前には明治21年(1888年)建築の長屋門と馬屋がある〔。主屋の裏手(北)には味噌蔵、座敷蔵、屋敷神の住内明神(じないみょうじん)などが建ち、長屋門の南方、道路を隔てた敷地には米蔵が建つ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「洞口家住宅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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