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洞山良价(とうざん・りょうかい、807年 - 869年)は、中国の唐代の禅僧。俗姓は兪氏〔。五家七宗の一つ、曹洞宗の開祖〔。 高弟に曹山本寂(840~901年)がおり、宗派の名は洞山とこの曹山から一字ずつとって当初は「洞曹宗」を名乗ったというのが通説の一つだが、諸説異論ある〔(中国における曹洞宗参照)。 ==略歴== 会稽(現今の浙江省紹興市あたり)の出身〔。幼少のころより仏門に入る〔。村院の師について学んだが、『般若心経』を唱えたとき、六根の釈義について問いつめるなど頭角を現したので、五台山の高僧である五洩霊黙のもとへ遣わされ〔、21歳のとき受戒した。 のち南泉普願にも薫陶を受け 〔、潙山霊祐にも師事 〔。最後に(うんがんどんじょう 782-841)を師と仰いだが、『人天眼目』によればこのとき「三種滲漏」などの真髄〔を相伝した。 武宗による会昌の廃仏(843-845)が起きたが、大過なくやりすごした。晩年に洞山(現今の江西省高安市にある)を開いて〔, page=96〕禅門の一院を創設。(当初は、広福寺、 功德寺、崇先隆報寺などの名だったが、宋代初頭以降、普利院と称した 〔, p.62〕〔。)ここで『宝鏡三昧(宝鏡三昧歌)』を作した〔。門徒は500~1000人に達したという。 洞山が提唱したかたちの五位は、「正偏(しょうへん)五位」と称される。 その思考を知る資料『洞山語録』がある〔。 南陽慧忠の説いた「無情説法(生命を持たない、人でないものが人と同じように説法をしているという教え)」を追い求める過程で、川に映った自分の姿を見て大悟を得たとされ、「洞山過水」として禅画の画題となっている〔影山純夫『禅画を読む』淡交社 2011年、ISBN 9784473037268 pp.41-44〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「洞山良价」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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