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洞窟生成物 (どうくつせいせいぶつ) とは洞窟堆積物あるいは洞窟充填堆積物の一つで、洞窟内の天井や壁・床に滲出する地下水、あるいは洞窟内を流れる地下水流中に溶存した鉱物分の晶出/沈殿によって二次的に形成される化学沈殿物の総称である。 洞窟石灰生成物、洞窟二次生成物、あるいは洞窟装飾物とも (洞窟は省略されることも多い)。広義では鍾乳石に同義。 特別な例として、熔岩洞にみられる熔岩鍾乳や珪酸鍾乳も洞窟生成物の一つであるが、熔岩鍾乳は地下水中から晶出したものではなく、熔岩が固まったもので二次的な成長はしないので、厳密な意味では鍾乳石ではない。しかし珪酸鍾乳は成長するという意味で鍾乳石である。 == 化学 (鉱物) 組成 == 多くの洞窟生成物は石灰洞 (鍾乳洞)内で見られ、その化学組成はおもに炭酸カルシウム CaCO3 (鉱物名は方解石、岩石名は結晶質石灰岩) である。 小数ではあるが生成条件によっては同じ化学組成を有する霰石や、石膏 CaSO4・2H2O、水酸燐灰石 Ca5(PO4)3(OH)、褐鉄鉱 FeO(OH)・nH2O、珪酸 Si(OH)4、 氷 H2O、粘土、珪藻などからなる例もある。 特異な例として、金属鉱床にともなう洞窟や坑道内、熔岩中の空隙などには、針鉄鉱 FeO(OH)、孔雀石 Cu2CO3(OH)2、胆礬 (たんばん) CuSO4・5H2O、メノウ SiO2、蛋白石 SiO2・nH2O、石英 SiO2などの例が見られることがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「洞窟生成物」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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