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津奈木駅(つなぎえき)は、熊本県葦北郡津奈木町岩城1223番地にある肥薩おれんじ鉄道線の駅。津奈木町では唯一の駅である。 八代方の次駅である湯浦までの区間は複線となっているほか〔《→アーカイブ 》〕、その駅間距離8.7kmは肥薩おれんじ鉄道線の中で最長となっている。 == 駅構造 == 相対式ホーム2面2線を有する地上駅。湯浦駅から当駅までは複線である。駅舎は津奈木町商工会館を併設する。無人駅となっている。 今の新駅舎が建築される以前には国鉄時代から使われていた古い木造駅舎が建っており、駅舎内に駅長事務室を改装して作られた喫茶店「停車場(ていしゃば)」が営業していた。 1968年に当駅と倉谷信号場(廃止)間が複線化される前は、駅構内は単式ホーム1面と島式ホーム1面の複合型2面3線の構造であった。現在の1番ホーム(単式ホーム)は貨物積み下ろし専用ホーム(貨物取り扱い廃止後は主に上下線の通過列車用の通過線)で、島式ホーム側2線が運転停車を含む停車列車用の旅客ホームであった。現在の2番ホームの隣に線路が敷かれ、そこが旧2番ホームで現在の2番ホーム側が旧1番ホームであった。複線化の際に用途廃止となっていた通過線の貨物積み下ろし用ホームを現在の旅客用1番ホームとして再整備のうえ新設し、旧1番ホームは下り水俣方面2番ホームとして整備され、旧2番ホームは用途廃止となり線路が撤去された。現在も旧2番ホーム側の遺構は残っており、一部の箇所には当時使われていた枕木が敷設されたまま朽ちた状態で残っている。 また、八代方は複線化工事前は当駅構内から染竹踏切付近まではまだ染竹トンネルは無く、線路は山に沿って迂回する形で敷かれていた。複線化工事の際、列車の高速化のために染竹踏切と当駅の間に染竹トンネルを設置して新線に切り替えた事で現在の線形になり、用途廃止となった旧線は住宅や道路用地に転用された〔鹿児島本線旧線(津奈木~湯浦) - 廃鉄の処女Ⅱ、2016年1月3日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「津奈木駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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