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津波堆積物(つなみたいせきぶつ、英語tsunami deposit ; tsunamiite ;tsunami-related sediments)は、タービダイトの一種で、大規模な津波によって、海底から巻き上げられた泥・砂・礫などの砕屑物や生物遺骸が水底(海底、湖底)や陸上に堆積してできた堆積物である〔藤原治、佐藤善輝、小野映介、海津正倫、陸上掘削試料による津波堆積物の解析 ―浜名湖東岸六間川低地にみられる3400年前の津波堆積物を例にして― 地学雑誌 Vol.122 (2013) No.2 特集号:日本における陸上科学掘削の現状と展望 p.308-322〕。津波堆積物の生成年代を決定することにより、過去の津波の襲来時期や押し寄せた範囲を明らかにすることができる〔津波堆積物(つなみたいせきぶつ) 日本大百科全書(小学館)〕が、堆積物の分布と浸水範囲は一致するとは限らない。 == 概要 == 津波の成因によって、地震によるもの、火山爆発によるもの、隕石落下によるものがある〔志岐常正, 山崎貞治「津波堆積物:礫浦(つぶてがうら)礫岩層を中心に」 (PDF)『日本地質学会学術大会講演要旨』 96, 312, 1989-04-25〕。寄せ波によって陸上や沿岸湖沼に運び上げられたもののほかに、引き波によって海底に引き込まれたものも津波堆積物ということができる〔七山太、『歴史地震』19号、2003年、p.174〕。しかし、台風などの気象現象による高波や洪水の痕跡との識別は難しい〔藤原治:地震津波堆積物 : 最近20年間のおもな進展と残された課題 第四紀研究 Vol.46 (2007) No.6 P451-462〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「津波堆積物」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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