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津軽 承昭(つがる つぐあきら)は、陸奥国弘前藩の第12代(最後)の藩主。和歌にも優れていたと言われている。 == 生涯 == 熊本藩主・細川斉護の四男として江戸に生まれる。初名は細川護明(ほそかわ もりあきら)。安政4年(1857年)6月28日、第11代弘前藩主・津軽順承の婿養子となり、その偏諱を受けて初め津軽承烈(つぐてる)と名乗り、後に承昭と改名した。同年12月16日、従五位下土佐守に叙任する。後に越中守に改める。安政5年11月23日、従四位下に昇進する。安政6年(1859年)2月7日、養父の隠居で家督を継ぐ。藩政においては洋式軍備の増強に努めた。 明治元年(1868年)の戊辰戦争では、当初は新政府に従う。しかし、5月奥羽越列藩同盟に参加する。7月中央の政局の情報を受け、官軍に与して箱館戦争などで功績を挙げたため、戦後に新政府より1万石を加増された。明治2年(1869年)6月24日、版籍奉還により知藩事となる。明治4年(1871年)7月14日、廃藩置県で免官、東京へ移る。明治11年、麝香間祇候を命じられる。明治17年(1884年)に伯爵となる。 その後は第十五国立銀行取締役となる。大正5年(1916年)7月19日、77歳で死去した。跡を養子の英麿(近衛忠房次男)が継いだ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「津軽承昭」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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