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津軽為貞 : ミニ英和和英辞書
津軽為貞[つがる ためさだ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [けい]
  1. (n,pref) light 
: [ため]
 【名詞】 1. good 2. advantage 3. benefit 4. welfare 5. sake 6. to 7. in order to 8. because of 9. as a result of 

津軽為貞 : ウィキペディア日本語版
津軽為貞[つがる ためさだ]

津軽 為貞(つがる ためさだ)は、江戸時代前期の弘前藩の武士。
== 生涯 ==
信政の命で出家して高野山に入り、自性院の住職となった。しかし、本人に僧になる気はなく、寛文8年(1668年)5月に勝手に弘前に帰国し、乞食坊主の姿で兄政朝の所に転がり込みをあきれさせた。そして、実母に会い、還俗して大蔵を名乗るも、信政の怒りを買い、11月金木村に蟄居となり、工藤祐由預かりとなった。金木村川原添にあった「大蔵屋敷」というのがその場所であるという。元禄3年(1690年)11月放免された。これは母与曽子(久祥院)が大病にかかり、死の間際にと藩主信政に懇願したからだという(実際には2年後の元禄5年(1692年)4月4日没)。また、放免の前年には工藤祐由が死去している。この時、能書家であり、博識で知られた為貞は追悼として、漢詩(祐由雅文霊鑑)と和歌を残している。
:人生六拾近来少 身後擬雲富貴名 昨日春風空吹去 袛弥陀仏断腸声
:霞わけて雁とこの世を去る人は月やこし地の暗を照らさん
元禄10年(1697年)手廻五番組頭、正徳2年(1712年)には800石で城代家老となった。藩主の叔父として頭布、杖御免の登城自由勝手の大身であり、権勢を振るったと同時に茶人、歌人さらには菊仕立でも名を馳せた。 

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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